業績悪化と閉館とは? わかりやすく解説

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業績悪化と閉館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 10:01 UTC 版)

新宿コマ劇場」の記事における「業績悪化と閉館」の解説

新宿コマ劇場1970年代全盛期築きピーク時には年間100万人を超える動員力を誇った。だが1990年代には演歌人気低迷深刻化し運営会社株式会社コマ・スタジアムは、同社中心的な事業である演劇事業収益低迷するようになっていた。同社2003年11月経営再建計画発表し基幹劇場新宿コマ劇場1館に集約すること、従業員3分の1程度にまで減らすことなどにより利益出せ体制移行することを試みた。だがその後従来型演歌公演のほうは観客動員数減少し、さらに新たに企画した公演のほうも期待したような成績出せず、2期連続損失計上することになった。また新宿コマ劇場は築後半世紀過ぎており老朽化進んでいた。 2005年5月新宿コマ劇場運営主体であるコマ・スタジアムアミューズ阪急電鉄業務提携行いアミューズコマ・スタジアム第三者割当増資引き受けることで阪急電鉄東宝に次ぐ第3位株主となった2008年5月28日に、コマ・スタジアム東宝新宿区歌舞伎町再開発事業について合意し、「築51年経ち建物自体老朽化進行し、また入場客数の減少歯止めかからず業績低迷している」として同年大晦日の『年忘れにっぽんの歌』の生放送を以て新宿コマ劇場閉館することを発表した2008年5月段階では、閉館後東宝支援受けて同時に閉館予定隣接する新宿東宝会館映画館の「新宿プラザ劇場」が入居している)を合わせた約5385平方メートル敷地総合的な再開発展開される予定、と報道された。立地東宝所有しコマ・スタジアム建物借地権有していることから、2008年12月東宝株式会社コマ・スタジアム完全子会社化して跡地の再開発備えた2008年12月22日19:30 - 20:45NHK総合テレビが「さよなら新宿コマ劇場~涙と笑い50年」を放送した主催公演12月の「愛と青春の宝塚」が最後であった閉館当日2008年12月31日は「第41回年忘れにっぽんの歌」が生放送され北島三郎五木ひろし八代亜紀などの常連舞台で歌唱してエンディングで「新宿コマ劇場 52年間夢をありがとう」のテロップ表示された。第59回NHK紅白歌合戦は「年忘れにっぽんの歌終了後撤去作業中の様子生中継した。 その後は、新宿三丁目駅付近新宿バルト9新宿ピカデリーなどのシネマコンプレックス客足奪われた。

※この「業績悪化と閉館」の解説は、「新宿コマ劇場」の解説の一部です。
「業績悪化と閉館」を含む「新宿コマ劇場」の記事については、「新宿コマ劇場」の概要を参照ください。

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