椿鬼院関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:37 UTC 版)
椿鬼院イヴ(つばきいん イヴ) 声 - 戸松遥 吸精鬼(サキュバス)の女の子。アキの婚約者で、椿鬼院家の令嬢。アキを追って、聖アガタ学園に入学してきた。自分の家柄を誇り、アキには自分こそが相応しいと考えており、隷属でしかもアキと懇意である架南を「男女」と呼び邪険にしている。アキ以上に色仕掛けを行うことが多い。幼い頃は現在と異なりお世辞にも美人とは言えなかった。 男爵(バロン) 声 - 小杉十郎太 アキの血を欲している中年男性。アキの血を求め、吸血鬼の間で開かれる夜会で儀式を仕掛ける。翁に逆らうことはできないが、自分の地位を上げるための労力は惜しまない。姑息で野蛮な性格だが、吸血鬼の中では高い地位にいる。「大食」のSTIGMAを持っていたが、アキに奪われその後命を落とす。 椿鬼院翁(つばきいん おう) 吸血鬼の間で開かれる夜会を主催する老人で、イヴの保護者。アキを吸血鬼の当主として育てた人物でもある。その正体は衿夜で、首だけになった衿夜が表舞台に立つ時の姿だった。以前からアキのことをずっと観察していた。 鈴蘭(すずらん) 吸血鬼の少女。君影の妹で、吸血鬼なのに血が吸えないため、病院に入院して輸血パックから血を得ている。兄と同じく穏やかな性格の持ち主。「色欲」のSTIGMAをその身に有しており、兄が鈴蘭の体を治すためにSTIGMAを集めようとしていることを知っていたが、自らSTIGMAをアキに受け渡した。 君影(きみかげ) 鈴蘭の兄で、無数の人間を殺した「怪人」と呼ばれる殺人鬼でもある。鈴蘭からは「君影くん」と呼ばれている。普段は穏やかな性格で、鈴蘭のことを第一に考え、彼女のためならなんでもできると豪語している。腕にSTIGMAのような模様があるがこれは偽物で、STIGMAを持っていないのにゲームに参加した咎で刑吏であるスワロに殺されかける。 観汐(みしお) 衿夜の隷属の1人で、衿夜に忠実に従う眼鏡をかけた冷徹な性格の男性。アキの血で翁の体調が回復するため、椿鬼院の隠れ里にアキが来るたびに、アキに同意のうえで彼の血を抜いている。 祈(いのり) 椿鬼院翁に仕える薬師であり、架南に力の使い方を教えた妖狐。誰に対しても、物腰やわらかな青年。衿夜の最初の隷属でもある。衿夜に付き従いながらもスワロを助けたりと、アキ陣営にも力を貸している。実は女性であり、終盤衿夜に殺されるまでそれを隠していた。 エミール・フロレスク イヴに付いている刑吏の少年。イヴとともに聖アガタ学園に転入してきた。幻影を実体にする力を持ち、「千里眼のエミール」と呼ばれる。千里眼は見通すだけではなく、眼にまつわることならなんでも意のままにできる。優しげに見えるが、内心腹黒い性格。
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