植物としてのコンニャクとは? わかりやすく解説

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植物としてのコンニャク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 09:17 UTC 版)

コンニャク」の記事における「植物としてのコンニャク」の解説

サトイモ科夏緑多年草植物で、学名Amorphophallus konjac。英名はelephant footあるいはdevil's tongueとも言う。地下茎コンニャクイモ蒟蒻芋)と呼ばれる原産地インドまたはインドシナ半島ベトナム付近)とされ、東南アジア大陸部広く分布している。扁平な円形地下茎があって地上にはだけを出す。(実は葉柄)は高さ1mほどに伸び先端平らに開いて鳥足状小葉をつける。小葉柔らかくて、つやがあり、楕円形次第大きくなるが、ある程度大きくならないと花はつかない。栽培下では5-6年開花する開花する時には出ず、また開花後に枯れる。花は全体の高さが2mほどにもなる。いわゆる肉穂花序付属体は円錐形高くまっすぐに伸び上がり仏縁上向きラッパ状に開き、舷部(伸び出した部分)は背面反り返る。花全体黒っぽい紫。独特の臭いを放つ。 生のコンニャクイモシュウ酸カルシウムエグ味が強く食用とするためには茹でるなどの下処理を行う。 イノシシサル採食試験結果からコンニャクイモ野生にとって嗜好性が低い植物とされている。 なお、近縁種ヤマコンニャク(A. kiusianusまたはA. hirtus var. kiusianus)が、日本四国南部から九州南西諸島台湾自生している。

※この「植物としてのコンニャク」の解説は、「コンニャク」の解説の一部です。
「植物としてのコンニャク」を含む「コンニャク」の記事については、「コンニャク」の概要を参照ください。

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