森羅の両親
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:18 UTC 版)
「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」の記事における「森羅の両親」の解説
三賢者 C.M.B.の3つの指輪の一つを受け継いでいた者達で森羅の3人の義父達。レイ・ブラック 「Op.29:封泥」にて初登場。快活で豪快な性格で、(森羅の自覚は薄いものの)昔から森羅を危険なことに巻き込んでいたため、母・春菜は「レイとは付き合うな」と森羅に注意しており、立樹にも危険視されるようになる。立樹には森羅を一人にさせている放任主義的傾向に反感を抱かれているが、自らの意思で自分達『三賢者』の元を去った森羅の意思を尊重し、森羅を一人の信頼できる人間として扱っている。 スタン・ベルヌーイ 「Op.41:スタン」にて初登場。一見するとメガネをかけた穏やかな常識人だが、「虚仮の一念、岩をも通す」を地でいくとてつもなく頑なな意思の持ち主で、目的を果たすためならどんな障害があろうとも、絶対に自分から身を引かない粘り強い性格。その姿勢は、健康や安全をも省みないほどで、周囲を辟易させている。自身は森羅を親元に引き留めたいと考えているが、亡き春菜がそれを望んでいないと考え、そのことに関しては例外的に身を引いている。 モーリス・ランド 「Op.60:犀の図」にて初登場。オランダの国立博物学研究所の所長。直感型の天才であり、必要以上に必要なことしか喋らず、そうでないことは全く口に出さないスタンスの持ち主。他者との会話も最低限の言葉でしか交わさず、時に理由も言わずに行動を起こすため、かえって言葉足らずで誤解を受けることがままある。だが、そうした言動にも彼なりの真意があるため、決して意味のない行動を取っているわけではない。 榊 春菜(さかき はるな) 森羅の母。森羅が幼い頃に病没し、既に故人。当時、三賢者であったレイ、スタン、モーリスの三人が愛した女性。考古学者であった以外で人となりを知るシーンは少ないが、生前、川に森羅とレイと共に川に遊びに来ていた時、森羅を危険な目に合わせたレイに対して、レイの顔面に真空飛び膝蹴りを直撃させた。
※この「森羅の両親」の解説は、「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」の解説の一部です。
「森羅の両親」を含む「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」の記事については、「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」の概要を参照ください。
- 森羅の両親のページへのリンク