森有礼 もり ありのり
鹿児島生まれ。外交官、政治家。父は鹿児島藩士。藩校造士館、藩洋学校開成所に学ぶ。慶応元年(1865)藩の留学生として英国に留学。米国を経て明治元年(1868)帰国後、新政府において徴士、外国官権判事、公議所議長心得、制度寮副総裁心得などをつとめる。一時離職し郷里に戻るが、再び出仕。米国在勤後の6年(1873)明六社を設立するなど、欧米思想の啓蒙に尽力。8年(1875)商法講習所設立に参画。以後駐清公使、外務大輔、駐英公使、参事院議官兼文部省御用掛等を歴任。第1次伊藤、黒田各内閣の文相となる。憲法発布当日、国粋主義者に襲われ翌日死去。
キーワード | 外交官, 政治家 |
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- 著作等(近代デジタルライブラリー収載)
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- 文部大臣演述筆記 / 森有礼述 文部省, 明20.8 <YDM50833>
- 文部大臣森子爵之教育意見 / 日下部三之介編 ; 森有礼述 日下部三之介, 明21.3 <YDM50834>
- 明治廿年秋森文部大臣第三地方部学事巡視中演説ノ旨趣 〔出版者不明〕, 〔明22〕 <YDM203730>
(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の「近代日本人の肖像」の内容を転載しております。掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)
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