柳井港
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/25 10:19 UTC 版)
| 柳井港 | |
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柳井港(やないみなと)ポートビル
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| 所在地 | |
| 国 | |
| 所在地 | 山口県柳井市 |
| 座標 | 北緯33度57分25秒 東経132度08分00秒 / 北緯33.956917度 東経132.133417度座標: 北緯33度57分25秒 東経132度08分00秒 / 北緯33.956917度 東経132.133417度 |
| 詳細 | |
| 管理者 | 山口県 |
| 種類 | 地方港湾 |
柳井港(やないこう)は、山口県柳井市柳井にある地方港湾。港湾管理者は山口県[1]。港則法による特定港に指定されている。
概要
江戸時代の柳井湊は、柳井川沿いにあり、柳井津の地名が残る。海運を支えた。
1884年(明治17年)、現在の位置に近藤唯治が波止場を作る[2]。
1900年(明治33年)、大島汽船が設立され、柳井港から大島の各港(久賀港、伊保田港)を経由し愛媛県松山市高浜・三津浜に至る航路を開設。柳井港 - 開作(大島)航路も開設。
1929年(昭和4年)4月20日:柳井港駅(山陽本線)開業(港から徒歩3分)。
1959年(昭和34年)、防予汽船が設立され[3]、それまでの太陽汽船(大島汽船の後身)の航路を引き継いだ。
1964年(昭和39年)、柳井港 - 開作(大島)航路にカーフェリー就航。
1965年(昭和40年)、柳井港 - 松山港航路にカーフェリー就航。山口県東部の海の玄関口として整備が進み、隣接して中国電力柳井発電所が建設され、燃料の搬入などにも使用されている。
2015年(平成27年)3月26日、新ポートビルが竣工した[4](柳井のまち並みのイメージである「白い漆喰壁、黒い杉腰板、瓦葺き」をデザインに反映した)。
航路
- 柳井港 - 伊保田港(周防大島町) - 三津浜港(愛媛県松山市):防予フェリー・周防大島 松山フェリー(オレンジライン)
- 柳井港 - 平郡島(柳井市):平郡航路
- 柳井港 - 祝島(上関町):上関航運有限会社が運航。
- 過去、太陽運輸が運航を行っていた。
過去
- 小松開作港(周防大島町)との間に航路があった。
脚注
関連項目
- 国道188号 - 柳井港のすぐ脇を通過している
外部リンク
固有名詞の分類
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