枕飯とは? わかりやすく解説

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まくら‐めし【枕飯】

読み方:まくらめし

死者もとに供える飯。

枕飯の画像

枕飯

読み方:マクラメシ(makurameshi)

死後すぐに死者もとに供える飯。


まくらめし 【枕飯】

日本で、死者もとに供える飯。死者の分だけ米を外かまどで炊き生前使用茶碗高く盛り、箸をつき立てた。野辺送りには施主の妻が持ちとともに埋める。枕団子同じく死者霊場へ行く弁当の意味があるから、死後すぐに供える。箸を立てるのは忌のかかった死者の飯との意とも、清めの意ともいう。→ 枕団子

枕飯 【まくらめし】

死亡直後新しく炊いたご飯個人愛用茶碗高く盛りつけ枕元供える。箸を2本または1本上から立てることが多い。中には横に2本揃えることも。枕団子も枕飯も両方供える地域と、いずれか一方だけを供える地域とがある。本来は再生願って儀礼死者善光寺霊場旅する弁当との解釈が行われてきた。

枕飾り

(枕飯 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 00:24 UTC 版)

枕飾り(まくらかざり)とは、亡くなった者について通夜や葬儀までの間、自宅や葬儀社の安置所などに安置する際に作られる簡易的な祭壇[1]。地域の慣習や宗派によって置かれるものは異なる[2]

仏式

白木の台などに白布をかけて三具足香炉燭台花立て)を供える[1]。花立てにはシキミなどを立てる[1]。このほか、水、(りん)、枕飯(一膳飯)、枕団子などを供える[1][2]。枕飯は山盛りにご飯を盛った茶碗に2本の箸を垂直に挿したもの、枕団子は三宝または半紙など白い紙を敷き、その上にもった小さな白い団子である。

なお、枕飯(一膳飯)や枕団子は浄土真宗では用いられない[2]

神式

と呼ばれる机に、御霊代・洗米・塩・水・お神酒をのせた三方を置き、燭台(灯明)やを生けた花立てなどを供える[1][2]

キリスト教式

キリスト教においては特に枕飾りに関する決まりはない[1]。一般的には小机に白い布をかけ、聖書や白い花、燭台(ろうそく)や十字架、パンや水などを供える[1][2]

脚注

関連項目




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