東海道・山陽本線(京阪神緩行線)
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「国鉄205系電車」の記事における「東海道・山陽本線(京阪神緩行線)」の解説
東海道本線・山陽本線(京阪神緩行線)では明石電車区(現・網干総合車両所明石支所)に Tc M M' T M M' Tc' の7両編成が配置された。色は■。のち2011年3月14日より■□■。 1986年11月1日のダイヤ改正時の福知山線・山陰本線(福知山駅 - 城崎駅間)電化開業用として投入された。205系投入で捻出された103系は阪和線・関西本線を通じて転配され、関西本線で捻出された113系が福知山線・山陰本線城崎電化用に転用されている。この205系投入による103系捻出車は武蔵野線の輸送力増強用にも転用された。 この京阪神緩行線用は山手線用と大差ないが、保安装置にATCの搭載がなく(当時はATS-Sのみ搭載)、乗務員室内の機器が減少したため、乗務員室背面仕切壁を 130 mm から 80 mm へ薄くし、合わせて背面仕切窓を拡大している。 JR化後の増備・旧型車置き換えは主に207系で行われたため、7両編成4本(28両)という極めて小所帯となった。民営化後に201系と同様に運転範囲を拡大したが、321系の投入によって2006年2月7日までに全車が京阪神緩行線運用を離脱し、阪和線へ転用された。 ← 草津・堅田・京都 西明石・加古川 → 号車7 6 5 4 3 2 1 形式クハ205(Tc) モハ205(M) モハ204(M') サハ205(T) モハ205(M) モハ204(M') クハ204(Tc') 搭載機器 Cont MG,CP Cont MG,CP 車両重量24.5t 32.6t 34.4t 23.6t 32.6t 34.4t 24.5t
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