本尊・本仏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:25 UTC 版)
「大曼荼羅」も参照 信仰の対象である本尊は、日蓮が顕した法華経の肝心である「南無妙法蓮華経」の文字曼荼羅である。 本尊に関する事項は、会長が司る(創価学会会憲第9条第4項 及び 創価学会会則第12条第1項)。 破門に伴って宗門より御形木本尊の下付が停止されたため、1993年(平成5年)以降は日蓮正宗第26世法主・日寛が1720年(享保5年)に書写した本尊(淨圓寺蔵)を複写印刷し、「御形木御本尊」として授与している。 諸事情で自宅に仏壇を安置できない場合は、「お守り御本尊」と呼ばれる小型の御本尊を授与する。日寛書写の本尊を複写印刷したものである。 「本門戒壇の大御本尊」については2002年(平成14年)の会則改正により表記が変更された。さらに2014年(平成26年)の会則改正により、「弘安2年(1279年)の本門戒壇の大御本尊は受持の対象とはしない」と聖教新聞上で公式発表された。なお「弘安2年の本門戒壇の大御本尊」は日蓮正宗大石寺に安置されていて、日寛書写の本尊はこの本尊を書写している。 「謗法払い」については、創価学会は新入会希望者に対して、入会希望者自身が、かつての信仰対象の処分・返却を行うこと。 本人が承諾しても他人が手伝ったり預かって持ち帰ったりしないこと。 謗法払いは入会する会員自身が自から自分自身で行う。 同居家族や所有関係者の事前了解を得ること。 を指導として徹底している。詳細は「信者#創価学会」を参照 「折伏大行進#歴史」も参照
※この「本尊・本仏」の解説は、「創価学会」の解説の一部です。
「本尊・本仏」を含む「創価学会」の記事については、「創価学会」の概要を参照ください。
- 本尊・本仏のページへのリンク