木造地蔵菩薩立像
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重要文化財。平安時代。像高76.7センチ。聖霊院の厨子の東の間、前出の如意輪観音像と対になる位置に安置されるが、制作年代は異なる。カヤ材の一木から本体及び蓮肉までを彫出する一木造である。両手先は別材を矧ぐが、後補のものに替わっている。作風から平安時代初期、9世紀の作とみられる。もと金堂安置(現・大宝蔵院)の地蔵菩薩立像と服制や印相が共通し、制作年代も同じ頃であるが、本像の方がなで肩である点が異なる。
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木造地蔵菩薩立像
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国宝。平安時代。像高173.0センチ。もと大神神社の神宮寺の大御輪寺(だいごりんじ)に伝わった像で、明治初年の神仏分離の際に法隆寺に移された。昭和期には金堂の北面に安置されていたが、大宝蔵院開館後はそちらへ移されている。カヤ材の一木造で、本体から台座蓮肉部までを一材から木取りし、内刳はない。錫杖を持たない形の地蔵像で、右手は下げて掌を前に向け、左手は肩の辺に上げて蓮茎を持つ。体の奥行が厚く、大波と小波を交互に彫る翻波式衣文を刻む点、腰から大腿部にかけての衣文をY字状に表して量感を強調し、大腿部の隆起した部分には衣文を刻まない点など、平安初期彫刻の特色が顕著で、制作は9世紀と推定される。
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木造地蔵菩薩立像(仮講堂所在)(重要文化財)
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木造地蔵菩薩立像
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重要文化財。鎌倉時代。像高97.2センチ。厨子高さ183.5センチ。
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木造地蔵菩薩立像
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