木村 幹とは? わかりやすく解説

木村幹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/07 15:27 UTC 版)

きむら かん

木村 幹
神戸大学前にて。(2005年)
生誕 (1966-04-07) 1966年4月7日(58歳)
大阪府東大阪市
出身校 京都大学大学院法学研究科
職業 政治学者
テンプレートを表示

木村 幹(きむら かん、1966年昭和41年)4月7日 - )は、日本政治学者神戸大学大学院国際協力研究科教授、NPO法人汎太平洋フォーラム理事長。専門は比較政治学朝鮮半島地域研究博士(法学)大阪府東大阪市生まれ。

略歴

学歴

職歴

  • 1993年(平成5年) - 愛媛大学法文学部助手
  • 1994年(平成6年) - 愛媛大学講師
  • 1997年(平成9年) - 神戸大学大学院国際協力研究科助教授[1]
  • 2005年(平成17年) - 神戸大学大学院国際協力研究科教授
  • 2017年(平成29年) - 神戸大学アジア学術総合センター長(国際協力研究科教授と兼務、2021年まで)
  • 2023年(令和5年)- 神戸大学大学院国際協力研究科研究科長(国際協力研究科教授と兼務)

兼職

受賞

  • 2001年(平成13年) - 第13回アジア・太平洋賞特別賞受賞(『朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識』に対して)。
  • 2003年(平成15年) - 第25回サントリー学芸賞受賞(『韓国における「権威主義的」体制の成立』に対して)。
  • 2015年(平成27年) - 第16回読売・吉野作造賞受賞(『日韓歴史認識問題とは何か 歴史教科書・『慰安婦』・ポピュリズム』に対して)。

研究

人物

著書

単著

  • 『朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識 朝貢国から国民国家へ』ミネルヴァ書房〈Minerva人文・社会科学叢書 39〉、2000年10月30日。ISBN 4-623-03292-2 
    • 기무라 간(木村 幹) (2007-12-05). 조선/한국의 내셔널리즘과 소국의식 : 조공국에서 국민국가로(朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識 : 朝貢国から国民国家へ). 김 세덕(金 世徳)訳. 산처럼(サンチョロム). ISBN 9788990062239  - 韓国語版:金世徳訳、サンチョロム。
  • 『韓国における「権威主義的」体制の成立 李承晩政権の崩壊まで』ミネルヴァ書房〈Minerva人文・社会科学叢書 71〉、2003年6月10日。 ISBN 4-623-03757-6 
    • 기무라 간(木村 幹) (2013-12-30). 한국의 권위주의적 체제 성립 : 이승만 정권의 붕괴까지(韓国における「権威主義的」体制の成立:李承晩政権の崩壊まで). 김 세덕(金 世徳)訳. 제이앤씨(J&C). ISBN 9788956689975  - 韓国語版:金世徳訳、J&C。
  • 『朝鮮半島をどう見るか』集英社集英社新書〉、2004年5月14日。 ISBN 4-08-720241-0  - 年表あり。
  • 『高宗・閔妃 然らば致し方なし』ミネルヴァ書房〈ミネルヴァ日本評伝選〉、2007年12月10日。 ISBN 978-4-623-05035-2  - 肖像あり。
    • 기무라 간(木村 幹)『대한제국의 패망과 그림자(大韓帝国の敗亡とその影響)』김 세덕(金 世徳)訳、제이앤씨、2017年8月25日。 ISBN 9791159170713  - 韓国語版:金世徳訳、J&C。
  • 『民主化の韓国政治 朴正煕と野党政治家たち1961~1979』名古屋大学出版会、2008年1月。 ISBN 978-4-8158-0572-2 
  • 『韓国現代史 大統領たちの栄光と蹉跌』中央公論新社中公新書〉、2008年8月25日。 ISBN 978-4-12-101959-2  - 文献あり。
  • 『近代韓国のナショナリズム』ナカニシヤ出版、2009年7月。 ISBN 978-4-7795-0343-6 - 索引あり。
  • 『日韓歴史認識問題とは何か』ミネルヴァ書房、2014年10月。 ISBN 978-4-6230-7175-3 
    • 기무라 간(木村 幹)『한일 역사인식 문제의 메커니즘(韓日歴史認識問題のメカニズム)』김 세덕(金 世徳)訳、제이앤씨、2019年6月3日。 ISBN 9791159171413  - 韓国語版:金世徳訳、J&C。
  • The Burden of the Past: Problems of Historical Perception in Japan-Korea Relations, University of Michigan Press, 2019.
  • 『歴史認識はどう語られてきたか』千倉書房、2020年7月。ISBN 978-4805112076
  • 『韓国愛憎 激変する隣国と私の30年』中公新書、2022年1月。ISBN 978-4121026828
  • 『誤解しないための日韓関係講義』PHP新書、2022年2月。ISBN 978-4569851402
  • 全斗煥 数字はラッキーセブンだ』ミネルヴァ書房〈ミネルヴァ日本評伝選〉、2024年9月。ISBN 978-4623098071

共編・編著・共編著

  • 玉田芳史 共編『民主化とナショナリズムの現地点』ミネルヴァ書房、2006年4月。 ISBN 4-623-04568-4 
  • 石田佐恵子、山中千恵 共編著『ポスト韓流のメディア社会学』ミネルヴァ書房〈叢書・現代社会のフロンティア 10〉、2007年10月。 ISBN 978-4-623-04868-7  - 年表あり。
  • 島田幸典 共編著『ポピュリズム・民主主義・政治指導 制度的変動期の比較政治学』ミネルヴァ書房〈Minerva比較政治学叢書 1〉、2009年10月。 ISBN 978-4-623-05542-5  - 索引あり。
  • 浅羽祐樹、佐藤大介 共著『徹底検証 韓国論の通説・俗説 日韓対立の感情vs.論理』中公新書ラクレ、2012年12月。 ISBN 978-4-12-150439-5  - 年表あり。
  • 浅羽祐樹安田峰俊 共著 『だまされないための「韓国」 あの国を理解する「困難」と「重み」』 講談社、2017年5月。 ISBN 978-4-06-2206303
  • 田中悟、金容民 共編『平成時代の日韓関係 楽観から悲観への三〇年』ミネルヴァ書房、2020年7月。 ISBN 978-4623088232

出演

脚注

  1. ^ “KAN'S HOME PAGE(旧公式サイト)”. オリジナルの1999年1月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/19990117023410/http://133.71.18.203/KimuraHomePage/kanhome.htm 
  2. ^ “民主化の韓国政治-朴正熙と野党政治家たち1961〜1979”. 朝日新聞. (2008年2月17日). オリジナルの2012年7月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120729041310/http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011071703954.html 
  3. ^ 落星台経済研究所ホームページ『日本軍慰安所管理人の日記』(日本語翻訳版)[1]
  4. ^ 毎日新聞 2013年08月07日「慰安所:朝鮮人男性従業員の日記発見 ビルマなどでつづる」
  5. ^ “オリックス天下取れない理由は 合併の呪い?色がない?”. 朝日新聞. (2019年4月5日). https://digital.asahi.com/articles/ASM434G02M43PTIL00R.html 

関連項目

外部リンク


木村 幹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 02:25 UTC 版)

天使がくれたもの」の記事における「木村 幹」の解説

舞のたまり場仲間で「太陽と月」の主人公でもある。中学生の頃から中西拓馬思いを寄せていたが、拓馬はずっと別の人物想い付きあっていた。その後拓馬男好き浮気魔の彼女に見切りをつけたため、中学卒業目前晴れて拓馬付き合い始めるが、拓馬が陰で元彼女と会っていたことを知って逆上し拓馬別れ無理矢理別の男と付き合って妊娠してしまう。一時シングルマザーとなる覚悟固めたが、拓馬本心知って後悔する直後拓馬胎児義父になるとの決意聞いて復縁その後無事男児出産する

※この「木村 幹」の解説は、「天使がくれたもの」の解説の一部です。
「木村 幹」を含む「天使がくれたもの」の記事については、「天使がくれたもの」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「木村 幹」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「木村 幹」の関連用語

木村 幹のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



木村 幹のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの木村幹 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの天使がくれたもの (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS