朝鮮戦争と機雷戦とは? わかりやすく解説

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朝鮮戦争と機雷戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:16 UTC 版)

日本特別掃海隊」の記事における「朝鮮戦争と機雷戦」の解説

連合国軍占領下の日本では、政府機関も連合国軍最高司令官総司令部GHQ/SCAP)の統制にあったことから、1950年6月朝鮮戦争開戦受けて海上保安庁動員されることになった。まず7月16日より、佐世保港および横須賀港における日施確認掃海開始された。これはゲリラ的機雷敷設されることに対す警戒措置であった一方北朝鮮軍は、7月10日よりソビエト連邦製機雷入手しており、ウラジオストックからの輸送使われていた鉄道破壊されるまでに約4,000個を入手して遅くとも8月1日より、元山及び鎮南浦において機雷敷設開始した当初国連軍北朝鮮軍機雷戦能力軽視していたが、9月4日鎮南浦南西海域において米駆逐艦機雷発見したのを皮切りに報告情報が相次ぎ9月11日アメリカ海軍第7艦隊司令官は、全艦艇対し北朝鮮機雷戦活動開始した旨を布告した9月15日仁川上陸作戦クロム作戦 Operation Chromite)では、艦砲射撃のため進出した駆逐艦が係維機雷発見して処分したことはあったが、掃海艇による機雷処分成果はなかった。しかし9月26日から10月2日までの1 週間で、朝鮮半島東海岸では触雷によって1隻が沈没、4隻が大破するという損害を蒙り、機雷脅威大きく見直されることになった。しかし9月末の時点で、国連軍使用できる掃海艇は、米国掃海艇21隻、及び日本確認掃海当たっている傭船中の日本掃海艇12隻のみであった

※この「朝鮮戦争と機雷戦」の解説は、「日本特別掃海隊」の解説の一部です。
「朝鮮戦争と機雷戦」を含む「日本特別掃海隊」の記事については、「日本特別掃海隊」の概要を参照ください。

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