有名局とは? わかりやすく解説

有名局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/29 08:26 UTC 版)

本因坊秀栄」の記事における「有名局」の解説

1895年田村保寿四段(先二の先番)との一局左辺5子のサバキ問われ場面、白1のハネダシから白3と取られている2子を3子にしたのが語り伝えられる秀栄の妙手。aの受けならbとノゾキ利かしてdとハネ、種石の黒3子(▲)を取り込む。また白3に対してcのツギなら、白e、黒a、白f、黒g、白hとワタってしまう。黒の田村はeとアテ上の3子(▲)を捨てる他なく、ピンチの白5子は大威張り生還することとなった囲碁史上に残る妙手として有名だが、ここに至るまでの秀栄の打ち回しにも評価が高い。

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有名局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 09:30 UTC 版)

本因坊秀和」の記事における「有名局」の解説

本因坊秀和(白)対 太田雄蔵 黒の太田中央作戦敷いてきたのに対し、白の秀和右辺白2から6と低位で受け、また下辺も白10から14反発せずに受け切るという趣向出た。黒は15中央囲うが、この手よくなかったともいわれ、白は16から18平易に打って2目勝ちに持ち込んだ。この碁について、弟子本因坊秀甫は「秀和だから打ってもいいので、これを規範としてはいけない。他の人がこんな打ち方をすると必ず負ける」と述べ関山仙太夫は「道策と丈和の両棋聖一緒になっても打てない」と感嘆している。

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有名局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 14:59 UTC 版)

大竹英雄」の記事における「有名局」の解説

1978年第3期名人戦にて大竹林海峯名人に挑戦したシリーズ第3局。黒1のヒラキ対し、白の大竹1時間29分の長考の上、2から4とカケる珍しい手段選んだ。 以下白12までとシボリ、黒13に対しては白1416二段バネして黒を辛抱させ、サバキ成功。 さらに局面進み、黒1のカケ迎えた場面白aからgと下辺生きるようでは、黒hの攻め受けて形勢損じる。 ここで大竹白2打ち込み、△の3子を捨て作戦を採った。白4,6を利かして厚くした上、白8から攻め立てて左上模様拡大主導権握って快勝した本局大竹名局とされ、多く書籍紹介されている。

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