暗い絵

デジタル大辞泉

くらいえ〔くらいヱ〕【暗い絵】

読み方：くらいえ

野間宏の処女小説。昭和21年（1946）、文芸誌「黄蜂」に断続的に連載。翌昭和22年（1947）、同作を表題作とする作品集を刊行。左翼運動の弾圧が進む1930年代の暗い時代を背景に苦悩する学生たちの姿を描き、著者が戦後派作家として認められるきっかけとなった。

短編小説作品名辞典

暗い絵

作者野間宏

収載図書昭和文学全集 第16巻
出版社小学館
刊行年月1987.3

収載図書暗い絵・顔の中の赤い月
出版社講談社
刊行年月1989.4
シリーズ名講談社文芸文庫

収載図書存在の探求 下巻 新装版
出版社學藝書林
刊行年月2003.12
シリーズ名全集 現代文学の発見

ウィキペディア

暗い絵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/01 18:05 UTC 版)

『暗い絵』（くらいえ）は、1946年（昭和21年）に発表された野間宏の短編小説である。