普通運賃と乗降方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 05:46 UTC 版)
都区内(23区内および武蔵野市)では220円の均一制運賃、それ以外の多摩地域・埼玉県内では現金180円・ICカード178円を初乗りとする多区間制運賃となっている(いずれも小児半額)。 なお、都区内均一運賃と多区間制運賃の境目は、厳密に区市境の停留所で分けているというわけではなく、埼玉県新座市の都民農園セコニック - 新座栄間(吉61-1他)や、成増駅 - 石神井公園駅の路線(石02他)で和光市にまたがる区間、西東京市の東伏見駅や東伏見稲荷神社付近(吉63・66他)も均一運賃地域に含まれる。逆に23区と和光市にまたがる成増駅 - 大泉学園駅間の路線(泉33・34)では、板橋区内の成増駅 - 成増二丁目間で多区間運賃(180円)が適用される。 乗降方法は下記に分かれる。 23区・武蔵野市内の都区内運賃地域および立70・立71系統は前乗り後(中)降りで運賃は先払い。ICカードは乗車時に1回タッチする。 均一運賃地域と多区間地域にまたがる一部路線(上石神井・新座・滝山営業所担当の一部路線)では前乗り後(中)降り・運賃先払いだが行先により運賃が変わるため、降車停留所を申告して運賃を支払う方式。ICカードは乗車時に1回タッチする。 上記以外の多区間路線(多摩・埼玉県内の大多数)は後(中)乗り前降り・運賃後払いで整理券方式となる。ICカードの場合は乗車時(乗車口カードリーダー)と降車時(運賃箱カードリーダー)の2回、カードリーダーにタッチする必要がある。 また、一部では100円運賃区間も存在し、 所沢市、入間市、狭山市、瑞穂町の全路線の一区間(約1km) 本川越駅 - 川越駅(西口・東口) 川越駅東口 - 喜多院入口 東久留米駅(西口・東口)から一区間(約1km) で実施しているまた上記以外に、イオンモール東久留米シャトルバス(滝山営業所担当)でも実施している。 コミュニティバスは各自治体により運賃制度が異なり、西武バス受託のコミュニティバスでは運賃改定により100円均一運賃は消滅している。 立71(立川駅南口-新道福島)は例外的に全区間180円(IC運賃178円)の均一料金で、前乗り後降り・運賃先払いとなる。共同運行の立川バス(同じく立71系統だが、立川駅南口 - 富士見町操車場の運行)も同様である。 2001年から、学校の長期休暇時(春休み、GW、夏休み、冬休み)に、小児運賃50円サービス(現金に限る)を実施していたが、2021年12月の冬休み期間前に、東大和市ちょこバスと東村山市グリーンバスを除き廃止することが発表された。
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