時空因果律制御機構タングラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 07:24 UTC 版)
「電脳戦機バーチャロン」の記事における「時空因果律制御機構タングラム」の解説
第9プラントにおいて開発された事象転送装置、これは平行宇宙の事象とこちら側の事象を入れ替えることで望んだ結果を得られる(運命を操れる)ことができる機能を持っており、この能力もあり現状のバーチャロンシリーズの事件の根幹となることが多い、VC.9f~a0年の間に何者かの手によって未完成のまま1度強引に起動され結果機能不全を起こした。この起動が原因で接続されていたDN社のネットワークは無数の並行宇宙の雑多な情報が怒濤のように流れ込み崩壊、更にはタングラム暴走の余剰エネルギーをムーンゲートを通じて放出するといったことを行った結果アース・クリスタルおよびムーンゲートの覚醒に繋がりゲーム第1作目の舞台であるO.M.G.の発端となった。これらの事件を受けてリリン・プラジナーはタングラムに自我を与えて電脳虚数空間へ逃亡させた。後にアンベルIVによってタングラムの存在が公にされ、リリン・プラジナーとアンベルIVとの交渉の末、タングラムの所有権およびアクセス権をかけた戦争興行が地球圏で開催されることとなった。これが第2作目の舞台のオラトリオ・タングラムとなる。しかし以後もタングラムとの邂逅に成功したとの正確な報告はあがっておらず、第3作目バーチャロンフォースの時代となってもオラトリオ・タングラムは地球圏で継続中となっているが実際はタングラム自体は既に地球圏より遁走、CISを漂流しており結果として様々な事象交錯の触媒となった。その中でタングラムが他の並行世界にアクセスを試み、結果としてアクセスした世界が『第3次スーパーロボット大戦α』や『スーパーロボット大戦K』等の世界であり場合によっては電脳世界のパイロットおよびVRをトランスコンバートによって持ち込み現地の紛争に介入することもあった。それらの並行世界の中の1つに『とあるシリーズ』の世界もあり、この『とあるシリーズ』の世界へのアクセスがライトノベル『とある魔術の電脳戦機』へと繋がった。第4作目であるバーチャロンマーズでは各ネットワークに拡散、同化しているダイモンを殲滅するにはタングラムの力を用いることでそのネットワークを再フォーマットすることが必要なためCISを漂流していたタングラムをファイ・ユーブの協力を得てリリン・プラジナーは電脳世界の地球圏へ呼び戻すことには成功したのだが、先んじてその脅威を見越したダイモンの手によってタングラムが拘束されているという事態が明らかとなった、MARZによるダイモンからの解放後、タングラムは電脳世界に見切りをつけ電脳虚数空間へ再度行方を晦ませ、再び『とあるシリーズ』の世界へのアクセスし、シリーズ第5作目となるゲーム『とある魔術の電脳戦機』へと繋がる。
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