春潮社
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「夜がどれほど暗くても」の記事における「春潮社」の解説
『週刊春潮』 大手出版社春潮社が発行する週刊誌。元は政治ネタと健康ネタが主体の高齢者向け雑誌だったが、鳥飼と志賀が来てから芸能ネタに舵を切り、スキャンダルを売り物にする。編集部は春潮社ビルの本館にある。志賀 倫成(しが みちなり) 『週刊春潮』の副編集長。ゴシップ記事満載であろうがどれだけ世間に批判されようが、出版の世界は売れたもの勝ち、春潮社を潤わせているのは自分達だという自負がある。 井波(いなみ) 『週刊春潮』の記者で志賀の部下。自身がデビュー当時からファンであるアイドル・能瀬はるみの不倫疑惑の取材をすることになるが、記事にする社会的意義はあるのかと悩む。元々は「文芸の復興に尽力したい」と春潮社に入社した。 鳥飼(とりがい) 『週刊春潮』の編集長。何も関心がなさそうにみえて、実は部下の挙動どころか趣味まで把握している。 『春潮48』 48歳以上の男性をターゲットに健康情報雑誌として創刊され、最初は文化的な記事も多かったが、売り上げが低迷してからは徐々に保守系の記事を増やし、右傾化。なにかと世間の批判を浴び、悪辣なヘイト雑誌との認識が成されている。全盛期は2万部以上を売っていたが、最近は1万部を推移している。編集部は春潮社ビルの別館にある。楢崎(ならさき) 『春潮48』編集長。中肉中背で頬がこけ、物欲しそうな眼と軽薄そうな唇で自己顕示欲丸出しの駆け出し作家のような風貌。
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