春日大社南郷目代今西氏屋敷とは? わかりやすく解説

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春日大社南郷目代今西氏屋敷

名称: 春日大社南郷目代今西氏屋敷
ふりがな かすがたいしゃなんごうもくだいいまにししやしき
種別 史跡
種別2:
都道府県 大阪府
市区町村 豊中市
管理団体
指定年月日 2009.02.12(平成21.02.12)
指定基準 史6
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 今西氏奈良春日社領の荘園である摂津国垂水西牧榎坂郷に下向し、現地において荘園経営行った荘官である。その出自奈良南郷にあった春日社社家出身であったため、室町時代には今西氏は「南郷目代」と称された。16世紀末に目代地位を失うが、その後現地とどまり近世以降医師神主などとして活動してきた。今西氏屋敷周辺は、かつての条里地割明瞭に残る水田地帯であり、現屋敷南北約1町、東西半町規模で、これを囲みむように2町四方明瞭な地割みられる屋敷内には、近世建築され主屋春日社から移築した南郷春日神社があり、主屋背後土塁状のたかまりをなす築山がある。屋敷西側には水堀痕跡とどめる湿地があり、全体歴史感じさせる佇まいである。屋敷地を囲む堀は発掘調査によって15世紀後半掘削されたことが知られ外側の2町四方部分では13世紀後半掘削された堀が確認されている。また、今西氏屋敷西南にある松林寺境内には中世以来今西家の墓所がある。今西氏屋敷は、中世以降近世・近代にいたるまで数百年にわたり継続してきたものであり、中世以降豊富な文書合わせて中世荘官屋敷実態を知るうえで欠くことができない遺跡である。
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史跡:  明石藩舞子台場跡  星糞峠黒曜石原産地遺跡  春採台地竪穴群  春日大社南郷目代今西氏屋敷  春日大社境内  春日山古墳群  春日山城跡


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