映画および再集結
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「ダラス (テレビドラマ)」の記事における「映画および再集結」の解説
1986年3月23日、シーズン9放映期間内にCBSにて前日譚のテレビ映画『Dallas: The Early Years』が放送された。ディガー・バーンズ役をデイヴィッド・グラント、ジョック・ユーイング役をデイル・ミドキフ、ミス・エリ―役をモリー・ヘイガン、ジェイソン・ユーイング役をデイヴィッド・ウィルソン、アーロン・サウスワース役をホイト・アクストンが演じ、J.R.役のラリー・ハグマンにより紹介された。1933年から1951年に起こった、バーンズ家とユーイング家の不和の経緯、ユーイング・オイルの成り立ちなどが描かれた。『ダラス』原案のデイヴィッド・ジェイコブズが脚本を執筆した。 『ダラス』終了から数年後、CBSでテレビ映画が放映された。1996年、『ダラス』最終回のクリフハンガーの解決となる『Dallas: J.R. Returns』、1998年、20周年記念の『Dallas: War of the Ewings』である。レギュラー出演のパトリック・ダフィ、ラリー・ハグマン、リンダ・グレイ、ジョージ・ケネディ、ケン・カーチェヴァル、スティーヴ・カネリー、ゲスト出演のオムリ・キャッツ、オードリー・ランダース、デボラ・レナード、ジョージ・O・ペトリが双方に出演した。新たにトレイシー・スコギンス演じる新進気鋭の弁護士アニタ・スミスフィールド、クリス・デモトラル演じるクリストファー・ユーイング、クリフとアフトンの娘でデボラ・ケルナー演じるパメラ・レベッカが登場した。 2003年11月、ソープネットでは『ダラス』再放送権を獲得すると同時に『ソープトーク』で『ダラス』出演者が再集結した。ラリー・ハグマン、パトリック・ダフィ、リンダ・グレイ、シャーリーン・ティルトンが登場し、過去映像も放送された。この模様は『ダラス』シーズン1&2のDVDセットに収録されている。 2004年11月7日、CBSはプライムタイム・スペシャル番組『Dallas Reunion: The Return to Southfork』を放送し、出演者らが当時を回想した。ちなみにクレイトン・ファーロウ役を演じたハワード・キールは同日朝に亡くなった。 2008年11月8日、『ダラス』30周年を記念してテキサス州パーカーにあるサウスフォーク・レンチで再集結が行なわれた。オリジナルのレギュラー出演者のラリー・ハグマン、パトリック・ダフィ、リンダ・グレイ、ケン・カーチェヴァル、スティーヴ・カネリー、シャーリーン・ティルトンが登場した。他にスーザン・ハワード、オードリー・ランダース、メアリー・クロスビー、シェリー・J・ウィルソンも登場した。架空のユーイング邸の前庭および裏庭において、ダラス地域や全米のみならず世界中から人々が集まり大規模なバーベキューが開催され、ファンミーティングが行なわれた。この時、カーチェヴァルは放送終了から17年経ってもファンでいてくれることに関し、「信じられない。パワーはそのままである。誰も想像できなかった」と語った。リンダ・グレイも当時を懐かしく思い出し、「時代に合っていた。今ほどチャンネルは多くなかったし、インターネットなどもなかった」と語った。 2017年3月23日、ダラスにあるAT&Tパフォーミング・アーツ・センターのウィンスピア・オペラ・ハウスにてイベント『A Dallas Retrospective: J.R. Ewing Bourbon Presents Linda Gray and Patrick Duffy』が開催され、ダフィとグレイは自身の経歴および『ダラス』について回想した。全米で流通していたJ.R.ユーイング・バーボンがスポンサーとなり、「ダラス・モーニングニュース」紙のコラムニストであるロバート・ウィルロンスキーが司会を務めた。 2018年3月30日から31日、テキサス州パーカーにあるサウスフォーク・レンチおよびダラスにあるロングホーン・ボールルームにて『ダラス』40周年記念再集結が行なわれ、パトリック・ダフィ、リンダ・グレイ、シャーリーン・ティルトン、スティーヴ・カネリーが参加した。サウスフォーク見学、ミートアンドグリート、展示会「ダラス・レジェンド」での記念品展示などが行なわれ、歴史的ロングホーン・ボールルームでのパーティで締めくくられた。
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