旧民法家族法の起草者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 21:34 UTC 版)
磯部は自身と熊野の名しか挙げていないが、民法草案『理由書』から推定される起草者は以下の通り。 第1編、人事1章、私権の共有及び信用(熊野) 2章、国民分限(熊野) 3章、親属及び姻属(熊野) 4章、婚姻(熊野) 5章、離婚(熊野) 6章、親子の分限(熊野) 7章、縁組(光妙寺三郎) 11章、禁治産者(光妙寺) 12章、戸主及び家族(黒田綱彦) 13章、住所(熊野) 14章、失踪(熊野) 15章、身分証書(高野真遜) 第2編、財産獲得13章、相続(磯部) 14章、包括名義に於ける生存者間の贈与及び委嘱贈遺(磯部) 15章、夫婦財産契約(井上正一) ただし、完成した第一草案は報告委員合議の結果である。ほかの参加者は今村和郎・栗塚省吾・宮城浩蔵・本多康直・寺島直など(未確定)。明治民法は法典調査会#民法起草体制に譲る。
※この「旧民法家族法の起草者」の解説は、「民法典論争」の解説の一部です。
「旧民法家族法の起草者」を含む「民法典論争」の記事については、「民法典論争」の概要を参照ください。
- 旧民法家族法の起草者のページへのリンク