日韓対抗戦競輪
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過去に数回韓国の競輪選手を招いてエキシビジョンレースとして行なわれていた『日韓親善競輪』を、車券を伴う開催として行なうもので、2011年3月16日に高知競輪場で初めて開催される予定だったが、開催直前の3月11日に東日本大震災が発生し、その影響により中止となった。しかし2012年3月28日より伊東温泉競輪場において改めて初の開催が行なわれた。グレードはFI。 開催期間は3日間。日本側はS級選手を16人を斡旋し、韓国側も参加予定者数は16名で全員が短期登録選手制度による出場となり、1日あたり4Rを日本側4人・韓国側4人での8車立競走で行ない、勝ち上がりは初日・二日目の予選成績を日本・韓国選手別々にカウントし、最終日の出場レースを成績順に振り分けるトライアル方式で行なわれ、これによりどのレースにおいても日韓両選手が4人ずつ出走できるよう調整される。 第2回は2013年11月1日~11月3日、韓国の光明ドーム競輪場で開催。競技規則や使用機材は韓国側に則り、昨年と同様のシステムで行われる。日本代表は国内の斡旋状況を考慮しJKAの裁量で決められているが、韓国代表は事前に3度代表選考会を行い、その成績により決定している。 第3回は2015年1月26日~1月28日に京王閣競輪場で開催され、競技規則や使用機材は日本側に則り、第1回と同じ方式で行われた。 第4回開催は2016年3月25日~3月27日に韓国の昌原競輪場で開催。参加人数は28名(日本・韓国各14人)となり、一日に2Rずつ両国4人:3人の割合を入れ替える7車立を4R行い、最終日の決勝は両国上位3人にポイントが高い方の4位選手を加えて実施された。なお日本選手の自転車はNJS(日本国内競輪)仕様も認められるようになった。 第5回開催は2017年9月8日~9月10日に再び韓国の光明ドーム競輪場で実施。参加人数は24名(日本・韓国各12人)となり、両国必ず4人ずつ出走する8車立を1日3R行なう方式で行われ、その他は第4回と同等に実施された。
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