2012年の競輪 -2013年の競輪 -2014年の競輪
2013年の競輪 (2013ねんのけいりん)は、2013年 (平成25年)に起こった競輪 に関する出来事と、GP、GI、GII、GIIIを中心としたレースの優勝者及び、獲得賞金ランキング30位までの選手を記したものである。
できごと
1月
10日
16日
競輪の2012年表彰選手が発表され、最優秀選手に武田豊樹 が初めて選出された。また、女子の最優秀選手賞にあたる特別賞には、加瀬加奈子 が選出された[ 2] 。
2月
11日
12日
15日
一宮競輪 の存廃問題を検討している「一宮市競輪あり方検討委員会」は、当年度の収支黒字化を事業継続の条件とする報告をまとめ、存廃判断に一年間の猶予を認めたが、同時に経営改善が見込めない場合は速やかな廃止を求めた[ 6] 。
20日
毎日新聞 は、当月19日まで開催された奈良競輪 の開設記念の総売り上げが約71億2800万円に達したことから、2012年度の収支が黒字に転じる可能性が高くなったと報じた。なお、同競輪は1億2200万円の累積赤字を抱えており、当年の開設記念における総売り上げが68億円を下回るようであれば、即時の廃止が検討されていた。この結果を受けて、有識者でつくる「県営競輪あり方検討委員会」は当年5月に存続か廃止、または外部委託かという方向性を示す中間報告をまとめる予定[ 7] 。
24日
3月
4月
6日
15日
全国競輪施行者協議会 (全輪協)は2012年 度の車券の総売り上げが2011年 度比97・8%の6091億2525万5300円だったと発表した。総売り上げの減少は21年連続。総入場者数も2011年度比95・7%の468万6951人だった[ 14] 。
17日
29日
5月
7日
11日
31日
奈良競輪 の経営改善策や存廃を含む今後の在り方を検討する検討委員会の会合が同競輪場内で行われ、存廃については平成28年度末までは当面存続とし、29年度以降は27年度末までに改めて同委員会に報告するなどとした中間報告案が示され、おおむね了承された[ 19] 。
一宮競輪場 が2013年度限りで廃止されるというニュースが、複数のメディアによって報じられた[ 20] 。
6月
1日
松阪競輪 の運営を希望する日本写真判定 が松阪市役所でプレゼンテーションに挑んだ。同社の渡辺俊太郎社長は、特別会計全体での赤字は同社が全額負担し、黒字の場合は利益を市と折半すると説明[ 21] 。
2日
3日
5日
9日
16日
17日
松阪市 議会文教経済委員会は、松阪競輪 事業の受託に名乗りを上げた日本写真判定 への業務委託費2億6250万円や、記念レース開催事業費11億6625万円などの競輪事業特別会計補正予算案を賛成多数で可決した。これにより、松阪競輪の存続が決定した[ 27] 。
7月
15日
23日
24日
7車立てで行われているA級3班限定のA級チャレンジレースについて、当年9月5日開幕の静岡競輪 において、試験的に9車立てで実施されることが決まった。以後も、当年9月から11月までの期間、一部の場で試験的に9車立てが行われることになっている[ 30] 。
25日
高知競輪 開設記念初日11レース[ 31] において、1着となった中村一将以外の選手が、残りあと1周半付近で過度にけん制し合って先頭から大きく離れたままゴールしたため、追走義務違反と判断され、武田豊樹 ら7選手が失格となった[ 32] 。なお、当該レースは全賭式の車券が払い戻しとなった。その後、当該7選手には長期間の斡旋停止処分が下り、最も処分の重かった武田は、当年12月31日までとなった。
30日
8月
9月
3日
8日
16日
17日
18日
25日
30日
10月
3日
4日
当年9月8日に運転中に交通事故を起こし、以後斡旋自粛中の加瀬加奈子 の競走復帰について、当年11月2日開幕の前橋競輪 となることが決まった[ 44] 。
19日
千葉競輪 開設記念第2レースで、1着から9着まで、車番とは全て逆の形で入線(1着・9番、2着・8番、3着・7番・・・)[ 45]
24日
29日
一宮競輪 開設記念最終日が行われ、一宮市 の谷一夫 市長が来場。優勝した長塚智広 に対する表彰式の席で、「長らくご愛顧をありがとうございました」と発言し、同場の開催を翌年3月末までで廃止する方針を変えない姿勢を見せた[ 47] 。
11月
12月
1日
2日
5日
6日開幕のいわき平 に出場予定だった6選手の自転車が、同競輪場に届かないというアクシデントに見舞われた。そのため前日の検査を行うことができず、契約解除となり欠場を余儀なくされた[ 55] 。
18日
村上義弘 、武田豊樹 、長塚智広 ら18選手が日本競輪選手会 の運営方針について不満を募らせている現状を踏まえ、同会を脱退することが分かった。一番の理由は選手への共済についての問題。選手は1回走るごとに1万500円を選手会に収め、この内7500円が退職金に充てられ、残りが年金などの共済金となるはずが、年金は2010年 から支給が停止され、退職金も2017年 まで約20%カットする方針につき、「制度上すでに破綻している」現状だという。更に18人に同調する動きもあり、退会者は今後増加する見込み[ 56] 。
19日
一宮市 定例市議会で、一宮競輪 の廃止条例案が全会一致で可決。これにより、一宮競輪の今年度限りの開催廃止が決定した。一方、2014年度以降については、専用場外発売所として運営を行いたいとしている[ 57] 。
上記の村上義弘ら5選手が、東京・内幸町 の帝国ホテル で記者会見し、自身らを含む18選手が日本競輪選手会を同日付で退会し、選手会の新団体を発足させたと発表した。2011年 に発足したSS11 が新団体の母体となる[ 58] 。
20日
24日
27日
28日
29日
30日
GI
GII
GIII
場名
サブタイトル
日程
優勝者
大宮
東日本発祥倉茂記念杯
1月5日(土) 〜 1月8日(火)
平原康多
和歌山
和歌山グランプリ
1月12日(土) 〜 1月15日(火)
武田豊樹
静岡
たちあおい賞争奪戦
1月19日(土) 〜 1月22日(火)
新田康仁
京王閣
ゴールドカップレース
1月26日(土) 〜 1月29日(火)
志智俊夫
四日市
泗水杯争奪戦
1月31日(木) 〜 2月3日(日)
新田祐大
奈良
春日賞争覇戦
2月16日(土) 〜 2月19日(火)
村上義弘
高松
玉藻杯争覇戦
2月23日(土) 〜 2月26日(火)
深谷知広
玉野
瀬戸の王子杯
2月28日(木) 〜 3月3日(日)
村上義弘
いわき平
いわき金杯争奪戦
3月7日(木) 〜 3月10日(日)
山崎芳仁
川崎
桜花賞・海老澤清杯争奪戦
4月4日(木) 〜 4月7日(日)
成田和也
武雄
大楠賞争奪戦
4月13日(土) 〜 4月16日(火)
藤木裕
西武園
ゴールド・ウイング賞
4月18日(木) 〜 4月21日(日)
萩原孝之
平塚
湘南ダービー
5月3日(金) 〜 5月6日(月)
井上昌己
別府
別府八湯ゆけむりカップ
5月9日(木) 〜 5月12日(日)
新田祐大
宇都宮
宇都宮ワンダーランドカップ
5月25日(土) 〜 5月28日(火)
浅井康太
函館
五稜郭杯争奪戦
5月31日(金) 〜 6月3日(月)
成田和也
小田原
花月園 メモリアルin小田原
6月6日(木) 〜 6月9日(日)
松谷秀幸
久留米
第20回中野カップレース
6月22日(土) 〜 6月25日(火)
池田勇人
前橋
三山王冠争奪戦
6月28日(金) 〜 7月1日(月)
浅井康太
小松島
阿波おどり杯争覇戦
7月4日(木) 〜 7月7日(日)
平原康多
豊橋
ちぎり賞争奪戦
7月20日(土) 〜 7月23日(火)
金子貴志
高知
よさこい賞争覇戦
7月25日(木) 〜 7月28日(日)
藤田竜矢
富山
瑞峰立山賞争奪戦
8月10日(土) 〜 8月13日(火)
長塚智広
松戸
燦燦ダイヤモンドカップ争奪戦
8月15日(木) 〜 8月18日(日)
浅井康太
小田原
北条早雲杯争奪戦
8月24日(土) 〜 8月27日(火)
長塚智広
岐阜
長良川鵜飼カップ
8月31日(土) 〜 9月3日(火)
村上義弘
向日町
平安賞
9月21日(土) 〜 9月24日(火)
木暮安由
青森
みちのく記念競輪
9月28日(土) 〜 10月1日(火)
金子貴志
防府
周防国府杯争奪戦
10月5日(土) 〜 10月8日(火)
浅井康太
熊本
火の国杯争奪戦
10月12日(土) 〜 10月15日(火)
長塚智広
千葉
第6回滝澤正光杯
10月17日(木) 〜 10月20日(日)
岡田征陽
一宮
毛織王冠争奪戦
10月26日(土) 〜 10月29日(火)
長塚智広
大垣
水都大垣杯
11月2日(土) 〜 11月5日(火)
平原康多
取手
水戸黄門賞
11月9日(土) 〜 11月12日(火)
長塚智広
松阪
蒲生氏郷杯王座競輪
11月15日(金) 〜 11月18日(月)
山内卓也
広島
ひろしまピースカップ
12月6日(金) 〜 12月9日(月)
川村晃司
佐世保
九十九島賞争奪戦
12月13日(金) 〜 12月16日(月)
川村晃司
伊東
椿賞争奪戦
12月20日(金) 〜 12月23日(月)
山崎芳仁
FI
FII
その他
女子
ガールズケイリン特別レース
ガールズケイリン
場名
日程
優勝者
平塚
1月2日(水)〜 4日(金)
森美紀
松戸
1月12日(土) 〜 14日(月)
中村由香里
松山
1月18日(金) 〜 20日(日)
中山麗敏
豊橋
1月24日(木) 〜 26日(土)
中山麗敏
岸和田
2月 2日(土) 〜 4日(月)
加瀬加奈子
松戸
2月12日(火) 〜 14日(木)
篠崎新純
松戸
2月20日(水) 〜 22日(金)
浦部郁里
京王閣
3月 1日(金) 〜 3日(日)
中山麗敏
京王閣
3月 8日(金) 〜 10日(日)
中村由香里
松戸
3月19日(火) 〜 21日(木)
カーリー・マカラク
平塚
3月29日(金) 〜 31日(日)
加瀬加奈子
四日市
4月7日(日) 〜 9日(火)
中村由香里
京王閣
4月13日(土) 〜 15日(月)
加瀬加奈子
平塚
4月19日(金) 〜 21日(日)
増茂るるこ
前橋
4月26日(金) 〜 28日(日)
加瀬加奈子
四日市
5月3日(金) 〜 5日(日)
加瀬加奈子
京王閣
5月10日(金) 〜 12日(日)
石井寛子
松戸
5月11日(土) 〜 13日(月)
山原さくら
静岡
5月18日(土) 〜 20日(月)
加瀬加奈子
名古屋
5月24日(金) 〜 26日(日)
石井寛子
松山
5月25日(土) 〜 27日(月)
山原さくら
平塚
5月31日(金) 〜 6月2日(日)
石井寛子
和歌山
5月31日(金) 〜 6月2日(日)
門脇真由美
いわき平
6月6日(木) 〜 8日(土)
梶田舞
奈良
6月6日(木) 〜 8日(土)
中村由香里
松戸
6月13日(木) 〜 15日(土)
篠崎新純
小倉
6月16日(日) 〜 17日(月)
森美紀
松山
6月21日(金) 〜 23日(日)
石井寛子
弥彦
6月22日(土) 〜 24日(月)
加瀬加奈子
高知
6月28日(金) 〜 30日(日)
山原さくら
立川
7月5日(金) 〜 7日(日)
中川諒子
松戸
7月5日(金) 〜 7日(日)
渡辺ゆかり
いわき平
7月12日(金) 〜 14日(日)
中村由香里
広島
7月13日(土) 〜 15日(月)
山原さくら
岸和田
7月18日(木) 〜 20日(土)
中山麗敏
青森
7月19日(金) 〜 21日(日)
加瀬加奈子
平塚
7月25日(木) 〜 27日(土)
山原さくら
小倉
7月28日(日) 〜 30日(火)
中村由香里
熊本
8月2日(金) 〜 4日(日)
篠崎新純
場名
日程
優勝者
弥彦
8月4日(日) 〜 6日(火)
加瀬加奈子
玉野
8月9日(金) 〜 11日(日)
中川諒子
京都向日町
8月10日(土) 〜 12日(月)
加瀬加奈子
京王閣
8月15日(木) 〜 17日(土)
石井寛子
平塚
8月20日(火) 〜 22日(木)
中村由香里
名古屋
8月23日(金) 〜 25日(日)
中山麗敏
防府
8月28日(水) 〜 30日(金)
石井寛子
高松
8月31日(土) 〜 9月2日(月)
山原さくら
青森
9月6日(金) 〜 8日(日)
石井寛子
豊橋
9月7日(土) 〜 9日(月)
田畑茉利名
松戸
9月12日(木) 〜 14日(土)
レベッカ・ジェームズ
静岡
9月20日(金) 〜 22日(日)
中川諒子
立川
9月21日(土) 〜 23日(月)
レベッカ・ジェームズ
宇都宮
9月26日(木) 〜 28日(土)
梶田舞
四日市
9月28日(土) 〜 30日(月)
レベッカ・ジェームズ
富山
10月4日(金) 〜 6日(日)
中村由香里
奈良
10月5日(土) 〜 7日(月)
石井寛子
平塚
10月10日(木)〜 12日(土)
増茂るるこ
いわき平
10月12日(土) 〜 14日(月)
梶田舞
広島
10月17日(木) 〜 19日(土)
山原さくら
立川
10月20日(日) 〜 22日(火)
中村由香里
弥彦
10月25日(金) 〜 27日(日)
石井寛子
西武園
10月30日(水) 〜 11月1日(金)
小林莉子
前橋
11月2日(土) 〜 4日(月)
中川諒子
四日市
11月6日(水) 〜 8日(金)
篠崎新純
富山
11月9日(土) 〜 11日(月)
梶田舞
松山
11月13日(水) 〜 15日(金)
石井寛子
防府
11月15日(金) 〜 17日(日)
加瀬加奈子
伊東温泉
11月22日(金) 〜 24日(日)
石井寛子
高知
11月22日(金) 〜 24日(日)
中川諒子
いわき平
11月28日(木) 〜 30日(土)
中村由香里
松山
12月1日(日) 〜 3日(火)
杉沢毛伊子
いわき平
12月6日(金) 〜 8日(日)
手柴敦子
静岡
12月12日(木) 〜 14日(土)
中山麗敏
岸和田
12月12日(木) 〜 14日(土)
小林莉子
四日市
12月20日(金) 〜 22日(日)
小林莉子
高松
12月23日(月) 〜 25日(水)
矢野光世
松山
12月26日(木) 〜 28日(土)
浦部郁里
獲得賞金ランキング
[1]
順位
選手名
期
登録地
獲得賞金
1
金子貴志
75
愛知
189,569,722円
2
深谷知広
96
愛知
129,186,500円
3
村上義弘
73
京都
114,101,200円
4
成田和也
88
福島
103,208,000円
5
新田祐大
90
福島
94,037,500円
6
長塚智広
81
茨城
85,312,500円
7
浅井康太
90
三重
77,542,000円
8
平原康多
87
埼玉
76,748,000円
9
後閑信一
65
東京
69,331,300円
10
岡田征陽
85
東京
53,614,200円
11
佐藤友和
88
岩手
53,501,200円
12
藤木裕
89
京都
52,851,200円
13
山崎芳仁
88
福島
52,766,000円
14
神山雄一郎
61
栃木
51,559,000円
15
稲川翔
90
大阪
45,489,800円
16
池田勇人
90
埼玉
45,382,500円
17
武田豊樹
88
茨城
44,448,000円
18
川村晃司
85
京都
42,295,000円
19
井上昌己
86
長崎
41,070,300円
20
勝瀬卓也
84
神奈川
40,038,400円
21
佐藤慎太郎
78
福島
40,031,200円
22
伏見俊昭
75
福島
38,987,500円
23
牛山貴広
92
茨城
38,596,000円
24
脇本雄太
94
福井
38,212,000円
25
村上博幸
86
京都
37,284,800円
26
南修二
88
大阪
35,798,900円
27
菊地圭尚
89
北海道
34,979,200円
28
稲垣裕之
86
京都
34,867,000円
29
志智俊夫
70
岐阜
33,443,500円
30
新田康仁
74
静岡
33,321,000円
平成25年 表彰選手
[2]
脚注
参考文献
関連項目
各年の競輪
1940年代
1950年代
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959
1960年代
1960
1961
1962
1963
1964
1965
1966
1967
1968
1969
1970年代
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980年代
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990年代
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000年代
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010年代
2020年代