短期登録選手制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 18:25 UTC 版)
2009年より新たに創設された制度で、海外の優秀な自転車競技選手を競輪選手として短期間登録し、日本国内の競輪に参加させるための制度である。制度としては日本の競馬における短期免許と同様といえる。2012年7月よりガールズケイリン(女子競輪)が開始されたことを受けて、2013年3月より女子選手も参加するようになった。 登録期間は基本的に2年で、格付は男子はS級2班、女子はL級1班(日本競輪選手養成所は便宜上999期)となる。 当初はレースへの出場はS級シリーズ(FI)に限定されていたが、2016年には初めてGIII開催の出場に門戸が開かれ、同年9月の玉野競輪場・GIII国際自転車トラック競技支援競輪から3人の外国選手が出場した。また、同開催のKEIRIN EVOLUTIONでも2人の外国選手が初参戦した。 なお、かつての国際競輪ではJKAが招待する形で参加選手の諸経費などを負担していたが、短期登録制度の現状では基本的に諸経費は全て参加選手の自己負担である。 失格や重大走行注意などが発生した場合は、競輪選手とは異なり、競走得点の減点はない代わりに罰金を支払う(賞金を減額する)ことになっている。
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