日本のETCとは? わかりやすく解説

日本のETC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 06:02 UTC 版)

ETC」の記事における「日本のETC」の解説

日本では1997年平成9年4月小田原厚木道路小田原本線料金所業務用車両対象試験開始され2001年平成13年11月30日には日本の高速道路において一般利用開始された。日本では国土交通省推進している。既存車両への導入設置が容易であるため、正式稼働当初から装着率は上がり続けている。 「ETC」の名称およびロゴマークは、一般財団法人ITSサービス高度化機構(ITS-TEA)の登録商標(第4447876号ほか)となっている。 日本では一般にイーティーシー」と呼ばれるETC車載器のカード装着の際の音声エラーメッセージでも「イーティーシーカードを装着してください」と発音されるそのほかノンストップ自動料金支払いシステム」と呼ばれることもある。 一般利用開始に伴い2001年国土交通省主催したETC愛称コンテスト」により「イーテック」という愛称付与された。しかしほとんど浸透しなかった。また首都高速道路ETC普及推進キャラクターとしてMr.ETC」が設定されている。 日本有料道路利用者ETCシステム利用するためには、利用者ETC車載器を購入し車に装備してセットアップし、並行してクレジットカード会社ETCカード発行申請して車載器挿入する準備が必要となる。有料道路利用すると、通行料金自動的にクレジットカード会社通して口座から引き落とされる仕組みである。車載器ETCカードともに、一般財団法人ITSサービス高度化機構(旧・一般財団法人道路システム高度化推進機構)がクレジット会社セットアップ店を通じて利用申請受け付け情報配信している。 ETC利用率の向上に伴い検札目的設置されていた豊橋本線料金所米原本線料金所2007年平成19年5月31日正午廃止された。 2015年平成27年時点で、5000台以上の自動車ETC車載機取り付けられており、高速道路におけるETC利用率90%を超えている。 2015年11月時点で、日本では累計6975台の車両ETC車載器が取り付けられた、このうち再セットアップ件数が1788台あるので、実台数は5187程度であると推定される2021年4月時点におけるETC利用率全国平均で93.3 %であり、首都高速道路では週平均96 %を超えている。

※この「日本のETC」の解説は、「ETC」の解説の一部です。
「日本のETC」を含む「ETC」の記事については、「ETC」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本のETC」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本のETC」の関連用語

1
30% |||||

2
14% |||||

3
2% |||||

日本のETCのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本のETCのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのETC (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS