日本のFIAT 128
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 18:19 UTC 版)
「フィアット・128」の記事における「日本のFIAT 128」の解説
日本へは、フィアットの日本総代理店であった西欧自動車(西武自動車販売の前身)によって、1970年頃に4ドアセダンが輸入開始されたが、あまりに質素なスタイリングや貧弱な装備が災いして販売は不振で、1972年に西武自販が代理権を返上した際に販売は中止された。 その後、フィアットの輸入権を継承した安宅産業系列のロイヤル・モータースによって、1974年から輸入と販売が再開された。販売されたのは米国輸出仕様車がベースの4ドアセダン、2ドアセダンとクーペで、1,116ccエンジンは若干デチューンされ、8.5の圧縮比から49馬力となった。クーペの1,290ccは51馬力であった。その後、昭和48年排ガス規制に対応する形で、セダンもクーペと同じ1,290ccに変更され、車重も欧州仕様の800kgに比べ、848kgと若干重くなっていた。 (出典: ロイヤル・モータース株式会社カタログ)
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