日本の生息数とは? わかりやすく解説

日本の生息数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:31 UTC 版)

ライチョウ」の記事における「日本の生息数」の解説

2005年調査によれば新潟県頸城山塊火打山新潟焼山に約25羽、北アルプス朝日岳から穂高岳にかけて約2000羽、乗鞍岳に約100羽、御嶽山に約100羽、南アルプス甲斐駒ヶ岳から光岳にかけて約700羽生息しているとみられる日本国内では合わせて3000程度生息していると推測されている。2007年には南アルプス北岳絶滅したとの報告があったが2008年には生息再確認されている。 天敵猛禽類動物捕食される以外に、山小屋などから排出されるゴミ混じる病原体ヒト持ち込むサルモネラ菌ニワトリなどの感染症であるニューカッスル病ロイコチトゾーン感染により国内ライチョウ減少することが懸念されている。また、登山者増加に伴い登山道周辺ハイマツ帯が踏み荒らされ劣勢なり次第減少しており、それに伴いライチョウ生息数減少している。卵及び幼鳥メスオコジョテンキツネなどの天敵捕食されやすいと考えられオス比率が高い地域絶滅前兆とされている。 以前からニホンザル幼鳥捕食されているとの情報もたらされていたが、2015年捕食しているニホンザル写真研究者撮影した

※この「日本の生息数」の解説は、「ライチョウ」の解説の一部です。
「日本の生息数」を含む「ライチョウ」の記事については、「ライチョウ」の概要を参照ください。

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