日本に帰化している種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 20:45 UTC 版)
「キダチルリソウ属」の記事における「日本に帰化している種」の解説
ナンバンルリソウ Heliotropium indicum L. - 熱帯アジア原産の帰化種。一年草、茎の高さは10-30cm、ときに50cmに達し、やや多肉質でよく分枝する。葉は基部では対生し、上部で互生する。縁は波状になり、表面の葉脈がへこんでしわになり、葉柄がある。茎の先端に長い巻散花序をつけ小さな花を片側に密につける。花冠は白色または淡青色で、径約3-4mmになり、先は5裂する。世界の熱帯、亜熱帯に広く帰化し、雑草化しており、日本では、沖縄本島、八重山群島、小笠原諸島の父島などに帰化し、海岸や道ばたに生える。横浜市での採集の記録もある。 アレチムラサキ Heliotropium curassavicum L. - 熱帯アメリカ原産の帰化種。海岸に多く、全体が無毛で白緑色を帯びる。葉は倒披針形でやや多肉質、短い葉柄がある。花は白色。神奈川県、新潟県、大阪府からの採集の報告がある。 ダキバニオイムラサキ Heliotropium amplexicaule Vahl - 南アメリカ原産の帰化種。葉は倒披針形で葉柄はなく、基部は茎を抱く。花は紫色から青紫色。関東地方以西に帰化している。
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日本に帰化している種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 16:24 UTC 版)
アメリカオオバコ(ノゲオオバコ) Plantago aristata -熱帯アメリカ原産 ホソバオオバコ Plantago arenaria セリバオオバコ Plantago coronopus - エルバステラ ムジナオオバコ Plantago depressa -アジア大陸東部原産 ニチナンオオバコ Plantago heterophylla -北アメリカ原産 ヘラオオバコ Plantago lanceolata -ヨーロッパ原産。オオバコより大型で、葉は長いへら形。 セイヨウオオバコ(オニオオバコ)Plantago major -ヨーロッパ原産 エダウチオオバコ(サイリウム) Plantago psyllium -ヨーロッパから西アジア原産。水溶性食物繊維が多く、日清食品や森下仁丹が健康食品などに使用。 ツボミオオバコ(タチオオバコ) Plantago virginica -北アメリカ原産
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