日本でのダノン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:06 UTC 版)
法人ごとに説明を付す。 ダノンジャパン株式会社 1980年、味の素とダノンが折半出資で「味の素ダノン株式会社」を設立した。1992年にこの事業を引き継ぎ、味の素およびカルピスとダノンの合弁(ダノン50%、カルピス30%、味の素20%出資)による「カルピス味の素ダノン株式会社」を設立し、ダノンブランドのヨーグルト・デザートやカルピスブランドのチルド飲料を製造・販売していた。しかし、2007年1月31日にダノンの100%出資子会社となり、翌2月1日、社名を「ダノンジャパン株式会社」に変更した。 1987年にカルピスが日本においての"エビアン"(Evian)・ミネラルウォーターの独占販売権を取得し、2000年にはカルピス・味の素・伊藤忠商事による合弁会社「カルピス伊藤忠ミネラルウォーター株式会社」を設立して、日本におけるエビアンブランドのミネラルウォーターの販売者となっていた。しかしカルピスとダノンの提携解消により、2008年4月13日をもって取り扱いを終了した。翌2008年4月14日からは、カルピスに変わって伊藤園がエビアンの日本での独占販売権を取得し、伊藤忠商事と合弁で「伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ株式会社」(出資比率:伊藤園65%、伊藤忠35%)を設立して、エビアンブランドの販売・マーケティング等を行っている。 ダノンウォーターズオブジャパン株式会社 エビアンおよび ボルヴィック(Volvic)ブランドの管理・マーケティングを行う日本法人。 キリンMCダノンウォーターズ株式会社 ボルヴィックブランドのミネラルウォーターの日本における販売と、キリンビバレッジのウォータービジネスの強化を目的として、三菱グループであるキリンビバレッジおよび三菱商事との合弁により、「キリンMCダノンウォーターズ株式会社」を設立し、"Volvic"および「アルカリイオンの水」ブランドの飲料水を販売している。(キリンビバレッジ51%、ダノン25%、三菱商事24%出資) ヤクルト本社 ダノン名義でヤクルト本社の株式20%を保有する筆頭株主であったが、2020年にヤクルト本社の株式をすべて売却し資本関係に終止符が打たれた。
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