新潟県道542号上越糸魚川自転車道線とは? わかりやすく解説

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新潟県道542号上越糸魚川自転車道線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 06:59 UTC 版)

一般県道
新潟県道542号
上越糸魚川自転車道線
久比岐自転車歩行者道

路線延長 33km
制定年 1977年
起点 上越市大字虫生岩戸字踊浜
主な
経由都市
上越市
糸魚川市
終点 糸魚川市押上
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

新潟県道542号上越糸魚川自転車道線(にいがたけんどう542ごう じょうえついといがわじてんしゃどうせん)は、新潟県上越市から糸魚川市に至る自転車道自転車歩行者専用道路)として整備された一般県道。通称「久比岐自転車道(くびきじてんしゃどう)」。

概要

ほぼ全線が1968年昭和43年)1969年(昭和44年)にかけ旧国鉄北陸本線(現:えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)を複線電化した際に廃止された谷浜駅 - 浦本駅間の旧線を自転車・歩行者道として転用したものである。国道8号の郷津交差点付近を起点に、ほぼ海岸と国道8号に沿って走っており、鉄道線の転用ということもあり比較的起伏が少なく、日本海佐渡島能登半島を望むことができる風光明媚な自転車道として知られる。

全線の1割弱はトンネルで、大小8箇所のトンネルを有する。そのうちのいくつかは、北陸本線開通当時のものがそのまま使用されている。

一部トンネルでレンガが使われているが、鉄道建設が進められていた明治時代末 - 大正時代初期に作られたもので、地元で作られたもの、あるいは能登半島方面で作られたとも言われている。

近年では2018年に誘導表示として一部にブルーラインが設けられるなど走行環境の改善に向けた取組みも行われている[1]ほか、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインにおいてサイクルトレインが運行される[2][3]などイベントも実施されている。また、後述する道の駅では冬期間を除きレンタサイクルの貸出しが行われている[4]

路線データ

  • 陸上距離:33km
  • 起点:上越市大字虫生岩戸字踊浜
  • 終点:糸魚川市押上

路線状況

別名・通称

  • 久比岐自転車歩行者道(久比岐自転車道)

道路施設

トンネル

  • 長浜トンネル(上越市)
  • 青木坂トンネル(上越市)
  • 乳母岳トンネル(上越市)
  • 大抜トンネル(上越市名立区
  • 百川トンネル(糸魚川市)
  • 小泊トンネル(糸魚川市)
  • 白山トンネル(糸魚川市)

道の駅

経路

ギャラリー

糸魚川市大字筒石付近から海を望む

地理

通過する自治体

脚注

  1. ^ 久比岐自転車道に誘導標示(ブルーライン)を設置しました”. 新潟県 (2018年3月22日). 2020年5月24日閲覧。
  2. ^ えちごトキめき鉄道 サイクルトレイン社会実験 - 毎日新聞. 2016年9月22日付. 2018年10月18日閲覧
  3. ^ えちごトキめき鉄道「サイクルトレイン」臨時運行…旧線跡の自転車道40周年で - Response. 2017年8月18日付. 2018年10月18日閲覧
  4. ^ レンタサイクル - 道の駅マリンドリーム能生. 2018年10月18日閲覧

関連項目

外部リンク





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