文化行政面とは? わかりやすく解説

文化行政面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 20:00 UTC 版)

歴史文化基本構想」の記事における「文化行政面」の解説

文化庁文化財保護法による文化財行政は、伝統的建造物群保存地区文化的景観除き個体単体文化財対象としてきたことから、群体捉えることに不慣れであるとされるこのため文化庁は、国土交通省農林水産省推進するまちづくり行政との連携提示している。国土交通省所管古都保存法や、文部科学省国土交通省農林水産省による共管法の地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律通称歴史まちづくり法」)といった立体空間重視する文化政策参考模索している。特に歴史まちづくり法指定する歴史的風致維持上地区は、歴史文化保存活用区域制定の際の指針となりうる。 また、歴史文化活用保存区域では自治体による文化財保護条例指定受けていないものも関連文化財群に含め周辺環境取り込むことから、景観法都市計画法都市緑地法自然公園法および条例に基づく都道府県立自然公園などとの相互補完が必要で、他にも以下の関連法律やそれに基づく事業利用望まれる地方拠点都市地域整備及び産業業務施設の再配備促進に関する法律地方拠点都市文化推進事業 中小企業による地域産業資源を活用した事業活動の促進に関する法律地域資源活用促進事業地域文化財・歴史的遺産活用事業地域伝統芸能等を活用した行事実施による観光及び特定地域商工業振興に関する法律 エコツーリズム推進法 地域再生法

※この「文化行政面」の解説は、「歴史文化基本構想」の解説の一部です。
「文化行政面」を含む「歴史文化基本構想」の記事については、「歴史文化基本構想」の概要を参照ください。

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