教育への貢献
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 04:38 UTC 版)
謝東閔は家族こそ国の基盤だと考えていたため、国家が繁栄し、国民が幸せでいるためには何よりも家庭が健全でなければならないと説いた。この考えに基づき、謝は体育専科学校、芸術専科学校、家事専科学校の3校を公立校として開設するよう、当時の副総統である陳辞修に提案した。彼の提案は政府で採択され、1955年に国立芸術学校(現在の国立台湾芸術大学)が、1961年に省立体育専科学校(現在の国立台湾体育運動大学)が創設されたが、家事専科学校のみ政府での採択がなされず、公立校として開校される兆しが見えなかった。これを受け、謝は私立校として家事専科学校(後に家政専科学校へ改称)を開校する計画を立て、1957年に家政学校の創設を決定した。1958年3月26日、謝東閔は中華民国で初の家政学校である私立実践家政専科学校(現在の実践大学)を立ち上げた。 1984年、台北語文学院(中国語版)の名誉董事長に就任。彰化県田中鎮には、謝東閔の功績を称え、東閔と名付けられた通りが存在する。
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