教育への苦言とは? わかりやすく解説

教育への苦言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:11 UTC 版)

益川敏英」の記事における「教育への苦言」の解説

ノーベル物理学賞受賞決定した後の2008年10月10日に、小林誠と共に文部科学大臣面会した。益川は、大学受験などでは難し問題避け易しいものを選ぶよう指導していると指摘し、これは考えない人間作る教育汚染」、親も「教育熱心」でなく「教育結果熱心」であると批判した2009年には、「麻生内閣メールマガジン」に寄稿し日本人ノーベル賞受賞者増加について「近年受賞者多数出ているからといって現在の日本科学現状万万歳ということにはならない」と述べ現状研究成果数十年ほど経過して初め評価される指摘している。また、日本基礎科学への研究費配分が不十分との懸念示しており、「限られた資源のなかで、役に立つ科学分かりやすい科学・大学の外で市場原理のもとで成り立つ科学などが研究費の餌場として雪崩れ込んでいる」と指摘し大学基礎科学危ない」と警鐘鳴らしている。

※この「教育への苦言」の解説は、「益川敏英」の解説の一部です。
「教育への苦言」を含む「益川敏英」の記事については、「益川敏英」の概要を参照ください。

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