教え子たちとのプロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 12:04 UTC 版)
「カール・シュミッド」の記事における「教え子たちとのプロジェクト」の解説
1958年、授業の課題として生まれた小冊子「Punktgeschichten / "Tales of dots"」を発表。「最も基本的な道具である研いだ釘を使って、生徒たちは梨の木に彫刻を施した。そして、その版は地元の印刷所に送られ、印刷された。このシンプルなデザインの練習で、生徒たちは、あらゆるものの中にある無限の創造的な豊かさに気づかされたのです。 1962 年 ハーバリウムの挿絵を担当。チバガイギー社のために「Unkräuter」(雑草)の挿絵を描く。 「スイスのすべての野生植物を水彩画で正確に表現する必要があったのです。7年がかりで、最終的には約180枚の水彩画が描かれました」。また、同じ時期に、木製のカトラリーでテーブルセットを作るという、学生向けのデザイン体験も企画した。 1965 年 コンラッド・ゲスナー著『植物誌』をグラフィックで復刻。 1965 年 チューリッヒ美術館(Kunsthaus Zurich)から、ヘルムハウスでの作品展示の招待を受ける。 「予備コースとサイエンス・イラストレーションクラスの生徒の作品も展示することを提案し、快く引き受けてくれたのです。教育への貢献は、創作活動に不可欠なものだと考えていたのです。」 美術工芸学校の改革案を依頼されたマックス・ビルは、最終見解で「教育方法が時代遅れであるため、この学院を閉鎖すべきである」と述べている。その中で、シュミッドの授業は革新的であると述べている。
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