政治家になった落語家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 01:19 UTC 版)
2021年の時点で現役の落語家かつ現職の議員としては以下の人物がいる。 三遊亭窓里(埼玉県川越市議会議員)著書『三遊亭窓里の自画自賛』 三遊亭らん丈(東京都町田市議会議員) 桂三発(三重県津市議会議員、旧安濃町議会議員) このほか、林家とんでん平(著書『真心あかね雲』)は札幌市議会議員(豊平区選挙区選出)を2003年から2015年まで3期務めた。三遊亭洋楽(2017年12月死去)も生前函館市議会議員を務めたことがあり、道議会議員と転居後に北斗市議会議員に立候補したがそれぞれ落選した。また、柳家三寿(2020年6月死去)は2007年足立区議会議員に、入門前の笑福亭呂好は兵庫県議会議員選挙に立候補したが落選した。 窓里(師:6代目圓窓)、らん丈(師:圓丈)、洋楽(師:5代目圓楽)は奇しくも6代目圓生の孫弟子であり、年代とキャリアも同世代。桂三発は町議会議員も務めたことがある(市町村合併に伴い失職)。 国政では、立川談志は1971年(昭和46年)の第9回参議院議員通常選挙全国区に無所属で立候補し当選(1969年(昭和44年)にも衆議院選挙旧・東京都第8区に無所属で立候補し落選)。2021年(令和3年)現在では落語界唯一の国会議員経験者であり、のちに自由民主党へ入党し、1975年に三木内閣の沖縄開発政務次官を務めている(ただし、舌禍により在任36日で辞任している)。 月亭可朝は参議院選挙に2回立候補(談志と同じく1971年(昭和46年)第9回参議院議員通常選挙全国区に無所属、2001年(平成13年)第19回参議院議員選挙に自由連合公認)していずれも落選している。4代桂小文枝も「桂きん枝」時代の2010年(平成22年)第22回参議院議員通常選挙比例代表区に民主党公認で立候補したが落選した。
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