摩周とは? わかりやすく解説

摩周(北海道)

857m 北緯433420秒 東経1443339秒 (カムイヌプリ) (世界測地系

摩周地図 摩周写真



概 要

 摩周火山は、屈斜路カルデラ(東西26km、南北20km)の東壁上成層火山として成長していたが、約7000年前大規模な噴火によりカルデラ(摩周カルデラ東西5.5km、南北7.5km)を生じた。 摩周カルデラ底には摩周湖をたたえ、湖の中央には溶岩ドームカムイシュ島が、南東岸には小成火山(安山岩デイサイト)のカムイヌプリ(摩周岳)がある。



最近1万年間の火山活動

  摩周火山では、約1万年前と約8000年前噴火があり、軽石火山灰噴出した。 約7000年前には、大規模な噴火(降下火山灰降下軽石火砕流噴出)が起こり、現在、摩周湖となっているカルデラ(摩周カルデラ)を形成した3000年あまりの休止期の後、約35001500年前の間に3回軽石火山灰噴出する活動があり、カルデラ南東壁上新しくカムイヌプリ生成したまた、この時期にはカルデラ中央に、溶岩ドームであるカムイシュ島生じたカムイヌプリでは、約1000年前大きなプリニー式噴火起こり山頂直径1km火口形成した(北海道防災会議1986 隅田1996 勝井、1983)。



記録に残る火山活動





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