推理・捜査のスタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:35 UTC 版)
「江戸川コナン」の記事における「推理・捜査のスタイル」の解説
体が小さくなったことにより声質も小さい頃の声に戻っている。コナンの姿では事件の真相を語っても相手にされず、正体を知られてはいけないので、事情を知らない人の場合は麻酔銃で眠らせてから、正体を知っている人の場合は本人に口パクをさせ、変声機で他人の声を真似(まね)て真相を話すことにしている。基本的に小五郎の引率先で事件が起こるため、小五郎の声を使うパターンは多い。小五郎がいない場合は鈴木園子、阿笠博士、山村警部の声を借りることもある。 上記のほか、小五郎や目暮警部にヒントを与えて自力で解かせたり、蘭や有希子に推理を教え込んで真相を話させたり、平次とのコンビで真相を話したりすることもある。自分で真相を話すこともあり、この場合は犯人と1対1で相対する場合が多い。少年探偵団がいるときは、彼らにトリックの実演またはヒントとなるキーワードを言わせるなど、協力してもらう。 周囲に自分の推理を話す際、素の状態(新一として)で推理を披露するとそれに慣れていない大人に怪しがられるため、子供のフリをして「あれれ〜? おっかしいぞぉ〜?」のような幼い口調で話す。また、大人でも知らないような知識をつい話してしまうことがあり、気付いた後には「(親戚のフリをしている)新一兄ちゃんから聞いた」「(居候先の)小五郎のおじさんから聞いた」「〜ってテレビでやってた」と、慌てて付け加えて誤魔化している。 第1話では人一倍目立ちたがり屋で事件を解決したこと・人気や知名度が上がったことを鼻に掛けたり、探偵を続ける理由に犯人を追いつめるスリルと快感がたまらないと道楽的な感覚を持ったりしていた。しかし、体が小さくなってからは周囲の人に正体を怪しまれないよう、自分が活躍したことが漏れないようにしている。「新一からの指示でコナンが動いた」とのスタイルを取ることもあるため、「新一は子供を危険に巻き込むことがある非常識な人間」と劇中人物に解釈されかねない場面も少なくない。
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