拡大と消滅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:40 UTC 版)
1936年(康徳3年)末時点の定期航路の総延長は9000キロメートル、このなかで政治経済の中心地はほとんど網羅した。資本金は385万円であったが、康徳3年10月800万円に増資。本店所在地は満洲国奉天商埠地五経路九緯路。株式は取締役の承認を得なければ譲渡または担保に供することができない。設備の処分は監督官庁の認可を要する。 その後の第二次世界大戦の勃発と、1941年12月の満洲国とイギリスやアメリカ合衆国などの連合国との開戦後も、満洲国内が戦禍に見舞われなかったため運航を続けた。 なお、1941年7月より満洲航空株式会社法制定により特殊法人となった。 1945年8月、満洲国へのソ連軍侵攻と日本の第二次世界大戦敗北によって満洲国は消滅し、これに伴い満洲航空も消滅した。
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