拡大と衰退とは? わかりやすく解説

拡大と衰退

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 03:09 UTC 版)

COMDEX」の記事における「拡大と衰退」の解説

本来、コンピュータ業界関係者だけの展示会だったが、COMDEXあらゆるコンピュータ関連業者本体メーカー周辺機器メーカーソフトウェアアクセサリなど)が集まり商談きっかけとなる場になったCOMDEX見本市として拡大するにつれ、様々な新製品発表が行われる場となっていった。世界中から多数小さな企業COMDEX名を上げるために集まり業界リーダーたちは基調講演をする栄誉得ようとした。基調講演特定製品宣伝使われた例は少なく多く場合コンピュータ業界動向歴史トレンド未来などが論じられた。Linux商業的認知拡大したのは、1999年基調講演リーナス・トーバルズが行ってからとも言われている。 1980年代後半COMDEX業界関係者以外にも公開され参加者数爆発的に増大した。しかし、同時にそれによってCOMDEX影響力希釈され業界関係者が必ず行くイベントという意味も薄れていった。小売業者コンサルタントは、新製品飛びつく顧客COMDEX製品を買い、そのサポートを彼らに期待することを不満に思っていた。 同時に出展企業増えたことで、出展費用増大したあまりにも人が集まるため、近くホテル一年前でも予約が困難となり、かつ高額な宿泊料となったホテル側は高額な宿泊費を、COMDEX参加者がほとんどカジノで金を使わないためであるとした。 1981年春にニューヨークで COMDEX/Spring が開催され1982年にはアトランティックシティ開催された。その後1983年から1988年まではアトランタ開催されその後アトランタシカゴでほぼ交互に開催されることとなった(ただし、アトランタオリンピックのころには2年連続シカゴ開催された)。COMDEX/Spring の最後開催は、2003年4月シカゴでの開催であった

※この「拡大と衰退」の解説は、「COMDEX」の解説の一部です。
「拡大と衰退」を含む「COMDEX」の記事については、「COMDEX」の概要を参照ください。

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