戦車砲としてとは? わかりやすく解説

戦車砲として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 03:40 UTC 版)

オードナンス QF 6ポンド砲」の記事における「戦車砲として」の解説

QF 6ポンド砲は、対戦車砲としてだけでなく戦車砲としても用いられた。QF 6ポンド砲を搭載した戦車としてはクルセーダー Mk.IIIキャバリエ巡航戦車セントー Mk.I&Mk.IIクロムウェル Mk.I-III・ラム Mk.IIバレンタイン Mk.VIII-X・チャーチル Mk.III&Mk.IV挙げられる戦車以外にも、ベッドフォードQLCMPトラックAECマタドールトラックの荷台部分QF 6ポンド砲をそのまま搭載したガン・ポーティが製作されている。マタドール使用車両ディーコン対戦車自走砲でこれは175両が作られ、他のガン・ポーティと共に北アフリカ戦線で普通のトラック紛れて配備され、敵装甲車両から輸送部隊守ったり、簡易自走砲として機動戦活躍している。 また、アメリカではM3ハーフトラック荷台にM1 57mm砲を搭載したT48 GMC量産された。これは、イギリス軍30両のみ引き渡されたが性能不足とされ、砲を撤去しM3ハーフトラック戻されてしまった。しかし、ソ連軍レンドリース供与され650両はSU-57呼ばれ、1個大隊あたり60両ずつ、3個大隊独立自走砲旅団編成しドニエプル渡河作戦から実戦参加している。

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戦車砲として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/16 09:32 UTC 版)

オードナンス QF 17ポンド砲」の記事における「戦車砲として」の解説

17ポンド砲は、上記のように高い貫通力持っていたので、イギリス軍では戦車砲としても使用する方針であった。しかし、イギリス軍戦車砲塔リング直径狭かったのでそのまま17ポンド砲搭載することが不可能であり、砲塔車体新規設計余儀なくされた。 そのために開発されチャレンジャー巡航戦車は、各部完成度低く故障多かったため評判悪くアメリカ合衆国からレンドリース供与されM4シャーマン中戦車の75mm主砲17ポンド砲換装したシャーマン ファイアフライ主力となった。後には砲塔リング直径拡大した新型センチュリオン戦車開発されたが本格量産前に終戦となってしまい、朝鮮戦争の頃にはより大口径のオードナンス QF 20ポンド砲搭載したMk,3が主力となっていた。 量産化には至っていないが、チャーチル歩兵戦車拡大発展型であるブラックプリンス歩兵戦車17ポンド砲主砲として設計された。 17ポンド砲は、戦車以外にも対戦車自走砲などにも搭載されバレンタイン歩兵戦車砲塔撤去して17ポンド砲搭載したアーチャー対戦車自走砲や、アメリカからレンドリース供与されM10駆逐戦車主砲17ポンド砲換装したアキリーズ駆逐戦車製造されている。

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