長砲身57mm戦車砲との比較試験とは? わかりやすく解説

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長砲身57mm戦車砲との比較試験

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 21:36 UTC 版)

一式四十七粍戦車砲」の記事における「長砲身57mm戦車砲との比較試験」の解説

原乙未生回顧録によれば九七式中戦車 チハ主砲更新するにあたりそれまで標準であった57mm短加農代えて長砲身57mm砲と47mm砲を試作して比較した結果貫徹力は57mmが上回っていたが、対戦車砲として47mm砲を採用する運びとなったため、戦車砲としても47mm砲を採用したという。この長砲身57mm砲は49口径初速830m/sであったとされる。ただし、この砲についての試験記録試製などに関する資料は他になく、詳細不明である。 本砲の試製および採用と近い時期試験された57mm口径の高初速砲としては改造馬式五十七粍砲がある。同砲は、1940年昭和15年9-11月に試験が行われて試製四十七粍砲、ラ式三十七粍砲、九四式三十七粍砲貫徹力比較されており、装薬400gから徐々に増やした結果実用上の限界初速は750m/sと判定された(試験中に780m/sで薬莢取り出せなくなった)。また、駆逐戦車用として1941年昭和16年3月研究開始され試製五十七粍戦車砲は、1944年昭和19年5月四式中戦車 チト1号車搭載され射撃試験行った(48.5口径初速810m/s)が、試験直後四式中戦車五式中戦車 チリ用に予定されていた五式七糎半戦車砲装備する仕様設計変更された。

※この「長砲身57mm戦車砲との比較試験」の解説は、「一式四十七粍戦車砲」の解説の一部です。
「長砲身57mm戦車砲との比較試験」を含む「一式四十七粍戦車砲」の記事については、「一式四十七粍戦車砲」の概要を参照ください。

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