戦後の再建と『続群書類従』の完結
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1955年(昭和30年)2月11日、太田藤四郎の三回忌を期して会の再建が決定され、1957年(昭和32年)、太田藤四郎の次女・節子が中心となって業務が再開される。1958年(昭和33年)、石井英雄が戦後初の常勤職員として入社。1960年(昭和35年)、株式会社となる。 事業再開にあたっては、太田藤四郎が生前に公約して果たせなかった、正続『群書類従』の総書目解題(『群書解題』)と、『続群書類従』欠本分の補欠完成が重要事業とされ、そのために正続『群書類従』の基礎資料の再調査が進められた。1958年(昭和33年)10月より『群書類従』本文の再校訂が着手され、1960年(昭和35年)9月、改訂三版として刊行を終了。続いて1960年(昭和35年)から1967年(昭和42年)6月にかけ、『群書解題』全22巻30冊を刊行した。そして1969年(昭和44年)3月に『続群書類従』第34輯、1972年(昭和47年)11月に第35-37輯が刊行され、『続群書類従』の完結を見た。
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