成長へ向けたセンターなど基盤の整備へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 06:05 UTC 版)
「阪食」の記事における「成長へ向けたセンターなど基盤の整備へ」の解説
高品質路線を支えるため産地直送の生鮮品や直輸入のグローサリーの取り扱いの拡大を進め、その一環として半加工品の開発や海外からの調達をマーチャダイジングの考えが似ている他社と共同で取り組み、品質を高いレベルで保ちながら商品を配送するため3温度帯での配送を可能にする総合物流センターの建設にも着手している。 こうした産地直送品調達体制強化の一環として2012年(平成24年)1月20日に長崎県とのパートナーシップ宣言調印を行い、長崎県産品の売上拡大を目的に包括的連携をして長崎県の生産現場と連携した共同開発や物産展と商談会の定期的な開催などで協力していくことになった。 乾物類製造の阪急フーズや米飯・惣菜製造の阪急デリカ、パン製造の阪急ベーカリーを傘下に持つことを活かして製造から販売までの垂直統合をして総菜やベーカリーを中心にSPA化を進めて生鮮で新しい切り口による加工度を高めた商材を提供するなど新たな商品の提案にも取り組んでいる。 また、専門性を追求していくための人材育成という課題に取り組むために2012年(平成24年)8月1日に肉や魚介類など処理やレジなどの技術研修だけでなく、実際の店頭と同じ什器を使って商品の陳列やポップなどの配置を含むビジュアルマーチャダイジング技術を学べる実習室を備えた阪食研修センターを大阪府豊中市の服部西店2階に開設した。 こうした基盤整備を行って高質食品専門館のレベルアップを進め、2012年(平成24年)以降は年間6〜7店と出店ペースを加速してドミナントを形成すると共に、商品の海外からの安定調達のための海外進出を基盤に海外出店も視野に入れた検討を始めている。
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