恐竜兵器 ウェポナイザー1号・2号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:42 UTC 版)
「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「恐竜兵器 ウェポナイザー1号・2号」の解説
第23話「恐竜たちの星」に登場。 ナーガがタルボサウルスを改造したサイボーグ怪獣で、1号と2号では恐竜部分の体色がわずかに異なる。イブは「地球を綺麗にするもので壊すものではない」と言う。出現直前はダイナソアバレーで氷漬けの状態だったが、1号の方はイブが起動装置らしき部品を組み込んで始動させる。最初1号はイブ、2号はアダムによってそれぞれコントロールされるが、ナーガによって2体共々操ることも可能。胸部に地球上の50%の生命を死滅させる中性子爆弾を持ち、2体が接触することにより爆発する仕組みである。胸部に埋め込まれた爆弾の周囲に内蔵されているミサイルと、ティガの皮膚ですら引き裂くほどの鋭い爪と牙が武器。サイボーグであるため動きは鈍いが力は強く、全身を覆う頑強な機械の装甲はTPCの対人式移動地雷の砲撃はおろかティガの攻撃にものともせず、ティガフリーザーで凍らせてもその進行を止めることは困難なほどである。だが、2体が接近したところを変形型ハンドスラッシュで足元の地面を陥没させられ土中で大爆発し、同時に飛び出してきた中性子爆弾も、ティガによって空中で接触寸前のところで無事2個とも掴み取られ、宇宙にいるナーガを迎撃するために使われる。 スーツアクター:三宅敏夫、金光大輔 着ぐるみは開米プロが所持していた有り物の恐竜の着ぐるみを改造したもので、流用を前提にデザインされた。この着ぐるみを使用するために第23話の脚本が考えられた。初期ラフスケッチでは、パキケファロサウルスを元にしたデザインだったが、禿げ面のように見えることから不評だったため、ティラノサウルス系の顔となったものが決定稿となった。 書籍に掲載された写真で1号と2号の胸部メカの色が異なるように見えるのは単にミサイル発射口の開閉によるもので、デザイン上の差異ではない。なお、デザイン画では生身の部分が1号は黄系、2号は赤系に彩色されていた。
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