徳島刑務所担当医師による虐待疑惑報道
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「徳島刑務所」の記事における「徳島刑務所担当医師による虐待疑惑報道」の解説
「徳島刑務所暴動事件」も参照 2001年(平成13年)12月に刑務官が受刑者の尻に向けて消防用ホースで放水して1人を死亡させた事件が発生後(名古屋刑務所事件)、全国的に刑務所内での受刑者の扱いに関して改善が行われたはずであったが、徳島刑務所内で担当医師による不調を訴えて医務室に来た受刑者に対して虐待(性的虐待)が多数行われていた疑惑が同所内受刑者80人の告発により判明した。虐待は医師及び職員数人で受刑者を押え付け、肛門に対して指数本を出血する程強く挿入して肛門破裂をさせたり、男性器である睾丸を握り潰したりした。他にも、薬を与えない、治療をしない等の受診拒否等で、虐待は多岐にわたる。医師のみでなく立ち会っていた職員もいた事から組織ぐるみの虐待の可能性もある。被害者の多くは、無期懲役、親族がいない、高齢者である等の受刑者でも特に立場の弱い者を選んで行われていた様である。法務大臣や徳島県警にも告発したが事態が進まない為、テレビ朝日に告発して、2007年(平成19年)11月13日の同局報道番組『スーパーモーニング』の特集にて公の場に報道された。 2007年11月16日朝刑務所内の工場で作業をしていた受刑者数名が刑務官1人を別室につれ込み暴行を加えた。刑務官は全治4 - 5日の怪我。この暴行の原因が医務課長の行為と関連しているとされる。
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