徳島大・理研・名古屋大時代
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「近藤滋」の記事における「徳島大・理研・名古屋大時代」の解説
1997年4月、近藤は徳島大学総合科学部の教授に転任。同年、ベックマン奨励賞を受賞。2002年4月には理化学研究所発生・再生科学総合研究センターに異動し、2005年3月まで位置情報研究チームを率いる。2002年にレロイ・エドワード・フッドが京都賞を受賞した際には、本庶佑が企画を務めたワークショップで近藤も講演している。 2003年12月には理化学研究所に籍を置いたまま、名古屋大学大学院理学研究科機能調節学講座の教授に就任。2003年には特定の遺伝子に異常があるマウスを用い、毛の模様が波のように変化することを明らかにする。また、東京大学の武田洋幸とゼブラフィッシュを用いた分節時計に関する共同研究も実施。時計細胞の同調性を細胞や遺伝子レベルの分析やシミュレーションで検証し、分節時計の作動原理が結合振動系であることを解明。論文は2006年の『ネイチャー』に掲載された。
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