強酸怪獣 リトマルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:42 UTC 版)
「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「強酸怪獣 リトマルス」の解説
第24話「行け! 怪獣探険隊」に登場。 排気ガスによって生まれた怪獣。体の上に先端に棘の付いた2本の長い触手があり、逆に体の下に顔があるという、鯱のような体型をしている。自動車の排気ガスを好物としており、交通量の多い高速道路を襲った。普段は北関東に位置する利戸間町の森林の中の地面の裂け目を住み処としており、そこから強酸性の霧を放射して周辺の樹木を枯らす。町の子供である草薙雄也の妹・ユカによって前述の自身の住み処である地面の裂け目の穴に爆竹を投げられた上に石ころを蹴り入れられたことで出現する。 武器は胴体から発射する強酸液と長い触手で、その触手を用いて自身の体を持ち上げたり、胴体の強酸噴射口の上部にある「岩石角」と呼ばれる部分で敵を貫く戦法を使うことも可能。これらの能力でティガを苦しめるが、ホリイが開発した強アルカリ性の中和剤によって体内の酸を無力化され、最後はランバルト光弾を受けて爆発・昇天する。 名前も性質もリトマス試験紙がモチーフであり、出現時は体の突起の色は赤いが、体内の酸が中和されると青に変わる。 スーツアクター:三宅敏夫 デザインは第24話監督の岡田寧の『帰ってきたウルトラマン』のツインテールのような変わった形状にしたいというリクエストに基づいてデザインされた。初稿の顔の位置を変更したものが決定稿となり、触手は操演で表現されているが、手が入っている感じに見えないようにするため、根元の位置を工夫している。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの右腕を構成する怪獣の1体となっている。
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