延岡市立熊野江小学校
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延岡市立熊野江小学校 | |
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北緯32度40分41.0秒 東経131度47分06.2秒 / 北緯32.678056度 東経131.785056度座標: 北緯32度40分41.0秒 東経131度47分06.2秒 / 北緯32.678056度 東経131.785056度 | |
過去の名称 |
熊野江小学校 簡易熊野江小学校 尋常熊野江小学校 熊野江尋常小学校 熊野江尋常高等小学校 南浦村熊野江国民学校 南浦村立熊野江小学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 延岡市 |
併合学校 | 延岡市立須美江小学校 |
校訓 |
汗いっぱい 心いっぱい 知恵いっぱい |
設立年月日 | 1903年(明治36年)1月7日 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | B145220317219 |
所在地 | 〒889-0322 |
宮崎県延岡市熊野江町2600番地2 | |
外部リンク | 公式サイト |
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延岡市立熊野江小学校(のべおかしりつ くまのえしょうがっこう)は、宮崎県延岡市熊野江町にある公立の小学校。
概要
- 歴史
- 1874年(明治7年)に創立。現校名となったのは1955年(昭和30年)。2024年(令和6年)に創立150周年を迎えた。
- 校訓
- 「汗いっぱい・心いっぱい・知恵いっぱい」
- 校章
- 中央に校名の略称である「熊小」の文字(縦書き)を配している。
- 校歌
- 1955年(昭和30年)制定。作詞は横山寛、作曲は蓑毛慶栄による。歌詞は3番まであり、各番の歌詞中に校名の「熊野江」が登場する。
- 通学区域
- 延岡市のうち「熊野江町、須美江町」地区。中学校区は延岡市立南浦中学校[1]。
沿革
- 1874年(明治7年)1月7日 - 熊野江村中村に創立し、「熊野江小学校」と称する。
- 1882年(明治15年)- 須怒江小学校を統合の上、須怒江分校とする。
- 1883年(明治16年)- 須怒江分校が分離の上、須怒江小学校として独立。
- 1886年(明治19年)4月 - 小学校令施行により、簡易科(3年制)を設置の上、「簡易熊野江小学校」に改称。
- 1889年(明治22年)5月1日 - 町村制施行により、東臼杵郡4村(浦尻・須怒江・熊野江・島野浦)が合併の上、「南浦村」が発足。
- 1890年(明治23年)- 尋常科(4年制)を設置の上、「尋常熊野江小学校」に改称。
- 1892年(明治25年)5月 - 「熊野江尋常小学校」に改称。
- 1901年(明治34年)5月22日 - 熊野江1970番地に新校舎が完成。
- 1907年(昭和40年)4月 - 須怒江尋常小学校を統合の上、須怒江分校とする。
- 1908年(明治41年)4月 - 改正小学校令により、尋常科(義務教育年限)が4年制から6年制に改められる。尋常科5年を新設。
- 1909年(明治42年)4月 - 尋常科6年を新設。
- 1911年(明治44年)- 須怒江分校が分離の上、須怒江尋常小学校として独立。
- 1919年(大正8年)6月 - 木造校舎(3教室)を増築。
- 1923年(大正12年)4月 - 南浦村立実業補習学校が併置される。島野浦・須美江・浦尻の3ヶ所に補習学校の分校が設置される。
- 1932年(昭和7年)1月 - 木造校舎(2教室)1棟が完成。
- 1935年(昭和10年)- 青年学校令施行により、南浦村立青年学校が併置される。須怒江尋常小学校を統合の上、須怒江分校とする。
- 1936年(昭和11年)4月 - 高等科(2年制)を設置の上、「熊野江尋常高等小学校」に改称。須怒江分校が分離の上、須怒江尋常小学校として独立。
- 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令施行により、「南浦村熊野江国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1947年(昭和22年)- 学制改革が行われる(六・三制の実施)。
- 1953年(昭和28年)7月 - 現在地に校舎を新築の上、移転を完了。
- 1954年(昭和29年)6月1日 - へき地振興法が施行。
- 1955年(昭和30年)
- 1965年(昭和40年)4月 - 隣接地に南浦地区学校給食共同調理場が完成。完全給食を実施。校長が場長を兼務。
- 1966年(昭和41年)3月 - へき地集会場(体育館)が完成。
- 1974年(昭和49年)1月20日 - 創立100周年記念式典を挙行。
- 1979年(昭和54年)1月 - 鉄筋コンクリート造3階建て新校舎が完成。
- 1991年(平成3年)6月 - エノキを校木と定める。
- 2000年(平成12年)8月 - 教室の改修工事が完了。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 延岡市立須美江小学校(すみえ)を統合。
- 2011年(平成23年)4月 - 熊野江小中学校合同PTAが発足。
- 2014年(平成26年)4月1日 - 延岡市立熊野江中学校が延岡市立南浦中学校に統合される。熊野江中学校の校地・校舎が南浦中学校に継承される。
- 2024年(令和6年)4月1日 - 延岡市立南浦中学校学びの多様化学校分教室「熊野江教室」が併置される。
- 旧・須美江小学校(すみえ)
- 1881年(明治14年)- 樋口の民家を借用の上、教育を開始。
- 1882年(明治15年)- 統合により、熊野江小学校の分校となる。
- 1883年(明治16年)4月 - 善門寺の一室を借用し、「須怒江小学校」(すぬえ)として独立。
- 1886年(明治19年)- 小学校令施行により、簡易科(3年制)を設置の上、「簡易須怒江小学校」に改称。
- 1889年(明治22年)5月1日 - 町村制施行により、「南浦村」が発足。
- 1890年(明治23年)- 尋常科(4年制)を設置の上、「尋常須怒江小学校」に改称。
- 1892年(明治25年)- 「須怒江尋常小学校」に改称。
- 1907年(明治40年)- 統合により、「熊野江尋常小学校 須怒江分校」となる。
- 1911年(明治44年)11月26日 - 「須怒江尋常小学校」として独立。
- 1935年(昭和10年) - 統合により、「熊野江尋常小学校 須怒江分校」となる。
- 1936年(昭和11年)4月1日 - 「須怒江尋常小学校」として独立。
- 1941年(昭和16年)4月 - 国民学校令施行により「南浦村須怒江国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
- 1947年(昭和22年)4月 - 学制改革(六・三制の実施)により、新制小学校「南浦村立須怒江小学校」に改称。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 延岡市への編入により、「延岡市立須怒江小学校」に改称。
- 1959年(昭和34年)- 「延岡市立須美江小学校」(すみえ、最終名)に改称(「怒」→「美」)。
- 2003年(平成15年)3月31日 - 延岡市立熊野江小学校への統合により、閉校。92年の歴史に幕を閉じる。
- 校歌 - 作詞は小嶋政一郎、作曲は海老原吉之による。歌詞は3番まであり、1番の歌詞中に校名の「須美江」が登場する。
交通
- 最寄りのバス停留所
- 宮崎交通バス 「給食センター前」
- 最寄りの幹線道路
周辺
- 延岡市立南浦中学校(旧・熊野江中学校)
- 延岡熊野江郵便局
- 熊野江神社
- 熊野江川
- 熊野江海水浴場
参考資料
脚注
関連項目
外部リンク
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