廃線時除籍済・廃車済
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 08:02 UTC 版)
「野上電気鉄道」の記事における「廃線時除籍済・廃車済」の解説
デハ20形 24(旧阪急3) - 1914年に汽車会社で製造。1926年に田中車輌でステップを改良した。全長14,324mm。前出の24に改造名義で車体振り替えを行い消滅。車籍を継承した。 デハ6 6 - 1928年11月に製造。半鋼鉄製四輪電動客車。電動機その他付属品はウエスチングハウス、台車類はブリル、車体は加藤製作所、制御器は三菱電機製。集電装置はポール。全長8,534mm モハ50形・クハ200形 51・52・201 - 阪神861形869・871・874の譲受車。871・869は、台車・主電動機および集電装置を他社からの譲受品に変更し、それ以外の電装機器はそのまま流用してモハ51形51・52として、874は、電装を解除し、台車を交換してクハ201形201として竣工した。 しかし、主電動機の調子が思わしくなく、床下機器が阪神時代のままで他車と連結できないこと、さらに変電所容量の問題から次第に使用されなくなり、早くも1972年頃には休車となった。結局、野上ではほとんど使用されることなく、1974年に廃車解体された。 同時に入線した870は、車両としては使用されず、他の3両とともに解体された。
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