庭園の四季
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 04:50 UTC 版)
春(2~4月) 東慶寺は梅で有名だが、その梅が終わると山門を潜ってすぐ右側、鐘楼の向かいの彼岸桜が咲く。浄智寺のタチヒガンよりも少し早い。それが終わると本堂中庭の枝垂桜、それより僅かに遅れて本堂の門と寒雲亭の門にはさまれた枝垂桜。更に遅れて山門左のウコン桜・書院の八重桜が咲く。 白蓮舎からの紅梅 山門脇の彼岸桜 本堂の枝垂桜 本堂門前の枝垂桜 梅雨(5~6月) アジサイの季節は黒姫アジサイに始まり、額アジサイ、柏葉アジサイその他が続くが、同時に白蓮舎前の花菖蒲の他、宝蔵から墓地に向かう右側壁面一杯にイワタバコが咲く。イワタバコそのものは鎌倉では珍しくは無いが岩肌一面にというのは例を見ない。イワタバコとほぼ同時に本堂裏にはイワガラミがこれも壁面一杯に咲く。本堂裏は通常は立ち入れない処だが、その時期には時間を限って特別公開され、縁沿いに本堂裏まで入れる。なお近年、宝蔵の裏にもイワガラミが伸びており、これは時間制限無く見ることが出来る。 白蓮舎からの菖蒲 席からの花菖蒲 岸壁のイワタバコ 岩崖に繁殖するイワタバコ 本堂裏のイワガラミ 秋(10~12月) 宝蔵前の秋桜がピークを迎える9月から杜鵑がちらほら咲き出すが、群生となるのは10月である。その次ぎに竜胆の花が地面を這い、そして紅葉が始まる。山門前の紅葉を最初に本堂中庭、それより遅れて奥の墓地の紅葉が始まる。 杜鵑(ホトトギス) 竜胆(リンドウ) 本堂の紅葉 墓地の紅葉
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