広場界隈にある著名店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 03:12 UTC 版)
「ヴァンドーム広場」の記事における「広場界隈にある著名店」の解説
ラ・ペ通り(平和通り)は、ヴァンドーム広場の北側から、9区オペラ広場まで走る通り。主にジュエリー&時計のラグジュアリーブランドが軒を連ねる。カルティエ本店のほかピアジェ、ダンヒル、ティファニー、ブルガリ、コンコルド広場ロワイヤル通り発祥のフレッド、1972年創業の新進ジュエリーブランドポワレなどが店を構える。また、サントノレ通りは、同広場の南側、1区内を東西に走る通り。同通りを基点に界隈を高級ブランドの本店等が軒を連ねる。2017年10月から、サントノーレ通り側ヴァンドーム広場2番地にジュエリー中心のメゾン・ルイ・ヴィトン・ヴァンドームが店舗を構え、同1番地にはショパールブティックがある。 ヴァンドーム広場にある主なラグジュアリーブランドの本店にはブレゲがあり、同広場に博物館もある。また、通称"グランサンク"と(日本国内のみで)呼ばれることもある5つの高級ブランド宝石商の本店も同広場に集まっている。 このうち、ヴァンドーム広場に最初に店を構えたのは1893年のブシュロン。そして1898年に(ラ・ペ通りの)カルティエ、1902年にショーメ(フランス語版)、1906年にヴァンクリーフ&アーペル・・と続いた。1997年にはシャネルがジュエリー&時計専門店として出店しているが、かつて同広場に居住していたココ・シャネルは、同広場の形状からシャネルNo.5のボトルのインスピレーションを受けたとのこと。 他に、1838年に創業し1877年以来ヴァンドーム広場に店舗を構える、世界最古のオーダーメイドシャツ等で知られるシャルベ (fr) があり、香水のゲランは1842年からラ・ペ通り15番地に本店、1935年にヴァンドーム広場界隈に店舗を構えていた。1885年にヴァンドーム広場のジュエリーブランドから始まった、高級クリスタルガラスのラリックは、1935年からコンコルド広場ロワイヤル通り11番地にある。
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